HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(ルクセンブルグ、ルクセンブルグ)
フォルティス選手権(賞金総額60万ドル、ティア2)は金曜日に準々決勝を行い、第5シードのM・バルトリ(フランス)が第1シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を6-4, 4-6, 6-4で下し、見事準決勝進出を決めた。
20歳のチャクエタゼは夏以降21勝3敗と驚異的な強さを見せており、シンシナティとスタンフォードの大会では2週連続優勝を飾っていただけに、今回の敗退は予想外だった。しかしバルトリも優勝こそなかったものの今夏は絶好調で、ウィンブルドンでは初の決勝に進出し、世界ランクも最高10位まで上げてきている。
初対戦だったこの試合、チャクエタゼはサービスが不調で、第1サーブが入った場合のポイント獲得率は58%にとどまり、ダブルフォルトも10を数えた。また、握られたブレークポイントは18本に及び、逆にバルトリに対して4本のブレークポイントしか握れなかった。
一方、第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)は第8シードのT・ゴロバン(フランス)と対戦、6-1, 6-2のスコアで圧倒し、順当勝ちを収めた。これで両者の対戦成績は6勝1敗で19歳のイバノビッチが大きくリードした。イバノビッチは6本のエースを放ち、ブレークも6度を重ねた。今季2勝を挙げているイバノビッチは準決勝でノーシードから勝ち上がったV・ズヴォナレーワ(ロシア)と対戦する。
ズヴォナレーワはV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-1, 7-6(7-5)で下してのベスト4進出。ズヴォナレーワは怪我で約5か月を棒に振っていた。今季の準決勝進出は3度目。
また、第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)は第6シードのP・シュニーダー(スイス)を6-3, 5-7, 7-5で振り切り、こちらもベスト4進出。これで両者の最近の6試合では5勝1敗とハンチュコバが大きくリードした。ハンチュコバはこれで3大会連続での準決勝進出。バリの大会では決勝に進んだものの惜しくも準優勝に終わっている。
今大会の優勝賞金は8万8,265ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.