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(ロシア、モスクワ)
女子国別対抗戦のフェドカップは日曜日、今季決勝戦・ロシア対イタリアの第2日目を行い、ロシアが3勝目を挙げて2005年以来の優勝を決めた。
ロシアはこれで過去4年間で3度目の優勝。肩の怪我で世界4位のM・シャラポワ(ロシア)を欠いていたものの、見事優勝を飾った。
初日に2勝を挙げていたロシアは、2日目のリバースシングルスでロシア代表S・クズネツォワ(ロシア)がイタリア代表F・スキアボーネ(イタリア)を4-6, 7-6 (9-7), 7-5の逆転で下し、ロシアの優勝を決めた。消化試合となったリバースシングルス2試合目では、A・チャクエタゼ(ロシア)がM・サンタンジェロ(イタリア)を6-2, 6-4で下した。ダブルスはキャンセルされ、結局ロシアが4勝0敗でフェド杯のタイトルを手中に収めた。
クズネツォワは第2セットのタイブレークで2度マッチポイントを握られ、第3セットも1-4とリードされてから4ゲーム連取。また第3セットでは4本あったブレークポイントのうち2本をものにし、全体ではスキアボーネのサービスを7度ブレーク、勝利への執着を見せた。
試合後「土曜日ほどいいプレーはできなかったけど、強い意志で乗り切ったわ。」とクズネツォワは話した。「腹筋を少し痛めていたので、悪化させないように、サーブを100パーセントの調子で打てなかった。」これでクズネツォワはスキアボーネとの対戦成績を7勝2敗とした。最近では4連勝している。
スキアボーネは「(ファイナルセットの)4-1の時点でいいサーブを打てなかった。スヴェトラナ(クズネツォワ)がプレッシャーをかけてきた。彼女は大切なポイントでいいプレーをしていた。本当に僅差だったわ。」と肩を落した。
イタリアは過去9年間で3カ国目となる連覇を目指したが、惜しくも準優勝に終わった。
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