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(中国、北京)
チャイナ・オープン(賞金総額50万ドル、ハード)は16日、シングルス決勝を行い、第2シードのF・ゴンサレス(チリ)が第3シードのT・ロブレド(スペイン)を6-1, 3-6, 6-1で下し、今季初タイトルを手にした。ゴンサレスはツアー8勝目を挙げ、優勝賞金6万9,200ドルを獲得した。
今年は全豪オープンとローマのマスターズ・シリーズで準優勝を飾ったゴンサレスだが、夏の米国におけるハードコートシーズンでは絶不調で、USオープンとマスターズ・シリーズ2大会を含む4大会で初戦敗退を喫していた。そのゴンサレスは今大会では調子を取り戻し、3人のシード選手を撃破、準決勝では第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を倒した。
ゴンサレスは「ここ何ヵ月かで最高のプレーができた。また決勝では今週最高のプレーだった。」と喜びを表わした。「1球目から試合をコントロールすることができた。」と語るゴンサレスは、ロブレドのサービスゲームを5度ブレークし、自身のサービスを破られたのはわずか1度だった。これで両者の対戦成績はゴンサレスの3勝2敗となった。
今回の優勝によりゴンサレスは、上位8人のみが出場できる上海でのツアー最終戦に出場できる見込みが出てきた。ゴンサレスは「出場は厳しいレースになりそうだけど、チャンスはあると思う。まだ何大会かトーナメントがあるから、ベストを尽くすつもりさ。でも中国は本当に楽しいし、また戻ってきたいね。」と北京が気に入っている様子だった。
ツアー最終戦に関してはR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、そしてN・ジョコビッチ(セルビア)の3人が既に出場を決めており、残りの出場枠は5枠となっている。
先日の全米で3回戦敗退を喫したロブレドは、今季2勝目を狙ったが惜しくも準優勝に終わった。ロブレドは7月のポーランドの大会(クレー)で優勝を飾っている。
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