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(中国、北京)
チャイナ・オープン(賞金総額50万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第2シードのF・ゴンサレス(チリ)と第3シードのT・ロブレド(スペイン)がそれぞれ勝利し、決勝進出を決めた。ゴンサレスは23本の凡ミスを犯したものの、第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)に2-6, 6-3, 6-4で逆転勝ちした。ロブレドは、手首の怪我から復帰した元トップ10選手のN・キーファー(ドイツ)を7-6(7-5), 7-5で振り切った。
今季全豪で決勝まで進み、ローマのマスターズ・シリーズでも決勝に進んだゴンサレスだが、今大会の前の時点でツアー4連敗を喫しており、このチャンスを活かして決勝で今季初、通算8回目のツアー優勝を目論む。ゴンサレスは「全米、そして今夏のマスターズシリーズの結果にはがっかりしている。いいプレーができていなかった。でも今大会では決勝に進めてとてもうれしいね。」と話した。
世界7位のゴンサレスは全豪決勝では世界1位のR・フェデラー(スイス)に、ローマでは世界2位のR・ナダル(スペイン)に負けていた。
一方のロブレドは7月にはポーランドのクレーの大会で優勝しているが、それ以降調子を落して、全米では3回戦で敗退した。今季2勝目を目論むロブレドは準決勝の対戦中、自国スペインのフィールド・ホッケーのナショナルチームが応援に来場、勝利へのモチベーションが高まったようだ。
ロブレドは「今日の準決勝で勝利できたのは特別な気持ちがするね。決勝進出を決めれたからね。でもフィールド・ホッケー・チームからの応援もうれしかった。」と話した。「ホッケー・チームが見ている前でプレーして勝利できるなんて光栄だね。また明日も会場に来てくれて、試合を見て欲しい。優勝したいね。」
ツアー6勝目を狙うロブレドは、ゴンサレスとのこれまでの対戦成績は2勝2敗。最後の対戦は2004年のバルセロナの大会で、その時はロブレドがファイナルセットで勝利を収めている。
今大会の優勝賞金は6万9,200ドル。
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