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(インドネシア、バリ)
コモンウェルス・バンク・テニス・クラシック(賞金総額22万5千ドル、ティア3)は土曜日にシングルス準決勝を行い、元世界ランク1位で、出産後今大会から約1年ぶりにツアー復帰したL・ダベンポート(アメリカ)が、S・エラーニ(イタリア)を6-1, 6-3で下し、見事決勝進出を決めた。
妊娠・出産中に世界ランクが12位から234位まで落ちてしまったダベンポートは、J・エナン(ベルギー)に負けた2006年のパイロットペン以来のツアー決勝進出を決めた。先月のコネチカット州ニューヘーブンからダブルスでは復帰していた31歳のダベンポートは試合後、「最高ね。」と話した。「選手はいつもいいプレーをしたいと望むもの。でも復帰後は常に自分に疑いを持ってしまうものでもあるわ。でも息子を産んで3ヵ月で決勝進出なんて信じられないわ。」
しかしダベンポートに全く問題がない訳ではなく、サーブにやや不安定さが見られた。この試合の第1セット終わりから第2セット始めにかけてダブルフォルトから相手にゲームを献上した。ダベンポートは「第1セットの終盤と第2セットの序盤でちょっと集中力が途切れてしまった。簡単なエラーとダブルフォルトを犯したからだけど、再度集中力を取り戻していいプレーができたわ。いい試合だったと思う。」と話した。
決勝の相手は第2シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)で17歳のS・シルステアを7-5, 6-1で下しての決勝進出。
シルステアと初対戦だったハンチュコバは慣れないプレーに第1セットは苦しみ、4本のブレークポイントを握られたが、すべてはね返した。「最初の数ゲームは様子を見ながらプレーしたの。その後、自分のリズムが取れてきたので、自分のショットを少しずつ増やしていった。第2セットのプレーにはとても満足しているわ。」とハンチュコバは試合を振り返った。
今季2勝目を狙うハンチュコバはダベンポートに過去6敗している。両者の最後の対戦は2005年のチューリッヒの大会。
今大会の優勝賞金は3万2,340ドル。
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