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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン10日目の5日、第4シードS・クズネツォワ(ロシア)はS・サバイを6-1, 6-4で退け、2004年今大会優勝時以来となる準決勝進出を決めた。第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)もS・ペア(イスラエル)を6-4, 6-1で下して、初の四大大会準決勝に進んだ。
18歳のサバイは今回が初のUSオープン出場ながら、1セットも落とすことなく8強入りと大活躍。これは1997年に初出場で決勝進出したV・ウィリアムズ(アメリカ)以来となる、デビュー年での快挙。また女子ダブルスでは準決勝進出を決めている。
しかし、今日の試合はクズネツォワの前に出だしでつまづき、最初の3ゲームは10分足らずで連取される展開に。その後もリズムをつかめないまま試合が終了した。クズネツォワは終始落ち着きを見せ、「気合は十分よ。ちょっと緊張はしたけど、自分のコントロールがうまく行っている。」と、不安材料もなかったようだ。
クズネツォワは今年は1つのタイトルを含む47勝13敗と絶好調で、主要大会でも好成績を残している。
チャクエタゼは、第1セットは劣勢に回り、一時2-4のリードを許したが、そこから逆襲、残る11ゲーム中10ゲームを勝ち取る勢いで試合に決着をつけた。「考えたテニスをすることと、あわてないこと。そうすることでミスも減って、終わってみるといい勝ちにつながった。」と、チャクエタゼは不利な状況でも落ち着いたプレーを見せた。
チャクエタゼは今年は全豪オープン、全仏オープンでも8強入りしている。
一方のペアも全豪オープンでは8強入りしており、今大会で初の4大大会準決勝進出を狙っていた。
準決勝で対戦することとなったクズネツォワとチャクエタゼは、これまで2回顔を合わせ、いずれもクズネツォワが勝っている。
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