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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
期待されていたUSオープン準決勝でのウィリアムズ姉妹対決の実現はなくなったが、まだウィリアムズ家に優勝トロフィーを持ち帰えられる可能性は残っている。
そのためには、ウィリアムズ姉妹の姉で第12シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)は、妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)を下した第1シードのJ・エナン(ベルギー)を倒さなくてはならないが、その前に大会10日目の準々決勝で第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)に勝つ必要がある。
22歳のヤンコビッチはエナンほどの実績はないものの、昨年の同大会で準決勝に進出し、今年はツアー4勝を上げて自己最高の世界3位までランキングを上昇させている。また、ヴィーナスには昨年のウィンブルドンと今年の全仏オープンで勝利している。
ヴィーナスは7月にウィンブルドンで優勝したあと、手首の怪我で2ヶ月の休養を強いられたが、今大会では1セットも落とさずに勝ち上がっており、4回戦ではヤンコビッチと同じくセルビア勢のA・イバノビッチ(セルビア)を下した。
この日はヴィーナスの試合を含め、女子シングルス準々決勝の3試合が行われる予定で、第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)がノーシードのA・サバイ(ハンガリー)と、第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)が第18シードのS・ペア(イスラエル)と対戦する。
2004年チャンピオンのクズネツォワは、ディフェンディング・チャンピオンのM・シャラポワ(ロシア)の二の舞にならないように、18歳の新鋭A・サバイに心してかからねばならないだろう。
またチャクエタゼとペアはともに初の四大大会ベスト4進出を狙っている。
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