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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
WSファイナンシャル・グループ・マスターズ(賞金総額245万ドル)は19日、シングルス決勝を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第9シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-1, 6-4で退け、今季ツアー5勝目、マスターズ・シリーズ2勝目をあげた。
フェデラーは、今回がキャリア50回目の優勝で、26歳と11日での達成は史上5番目の若さとなっている。最年少記録はB・ボルグ(スウェーデン)の23歳と7日で、次にJ・コナーズ(アメリカ)、J・マッケンロー(アメリカ)、I・レンドル(アメリカ)らが続いている。
「(50勝は)僕のキャリアの中では目標ではないけれど、区切りのいい数だと思うよ。特にタイトルの数としてはね。本当に素晴らしいことだと思う。」とフェデラーはコメントした。
「グランドスラムやマスターズ・シリーズでは苦労してきたんだ。信じるかどうかは自由だけど、特に選手生活の序盤ではね。だから、マスターズやグランドスラムで勝って、優勝できるのは本当に驚くべきことだし、これからも継続していきたいと思う。」と王者はこれまでの軌跡を振り返った。
今回の決勝では、フェデラーがブレークをわずか65分で下し、優勝賞金40万ドルを手にした。一方、ブレークは対フェデラー戦で7連敗で、決勝で敗れたのは3度目のこと。
USオープン4連覇を狙うフェデラーは、今大会では2セットしか落とさない安定した戦いぶりで、先週のモントリオールのマスターズ・シリーズの決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたところから立て直してきたことを証明した。
「最高の夏になっているよ。何日間に及んだかは分からないけど、10試合もこなすことが出来たし、努力したと思う。USオープンに向けて、いい調子になったと自信を持っているよ。」
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