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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
WSファイナンシャル・グループ・マスターズ(賞金総額245万ドル)は水曜日トップ選手たちが2回戦を行う好カードが連続するが、R・ナダル(スペイン)やN・ジョコビッチ(セルビア)らが敗れるなど波乱含みの展開となった。
第2シードのナダルは、J・モナコ(アルゼンチン)との試合中、6-7(5-7), 1-4となったところで、傷めた左手首を理由に途中棄権した。
「今日は朝から変な感じだった。ラケットを触っても感触がないし、脚に力も入らなかった。」とナダルは状況を説明した。ナダルはウィンブルドン決勝で右ひざを痛めていたが、手首や腕の故障は訴えていなかった。今日の試合も、出だしは鈍いながらも、第1セット終盤では挽回の兆しを見せた。しかしタイブレーク辺りから変調を来たし、第2セットでは全く力が入らず、試合続行を断念した。
勝ったモナコは、第13シードのM・ヨージニ(ロシア)を5-7, 6-3, 6-4で倒したワイルド・カード、S・クエリー(アメリカ)と3回戦を行う。
また、先週はロジャーズ・マスターズで、A・ロディック(アメリカ)、ナダル、R・フェデラー(スイス)と3人のトップ選手を続けて倒してタイトルを獲得したジョコビッチも、さすがにその疲れからか今日は精彩を欠くプレーで、C・モーヤ(スペイン)に4-6, 1-6で敗れた。
「プロテニスツアーでは、次から次へと転戦しなくてはならず、最近は上位進出もするようになったので、ことさら休みの期間が短い。」と、ジョコビッチはトップ選手として体調管理することの難しさを語っていた。
その他、この日はシードダウンが続出した。
第6シードのF・ゴンサレス(チリ)はJ・C・フェレーロ(スペイン)に2-6, 6-7(7-9)で敗れ、第8シードのR・ガスケ(フランス)はL・ヒューイット(オーストラリア)に1-6, 2-3とリードされた時点で、右腕の負傷のため棄権した。第11シードのI・リュビチッチ(クロアチア)もN・アルマグロ(スペイン)に4-6, 4-6で敗れる不覚を取った。
第9シードのJ・ブレーク(アメリカ)や第10シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)は順当に3回戦進出を決めた。
トップシードのR・フェデラーはこの日ナイターに登場し、J・ベネトー(フランス)と2回戦を行う予定となっている。
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