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(アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ)
アキュラ・クラシック(賞金総額134万ドル、ハード)は5日、シングルス決勝を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第11シードのP・シュニーダー(スイス)を6-2, 3-6, 6-0で退け、見事連覇を達成し、今季初優勝を飾った。
ツアー通算16勝目、優勝賞金18万1,980ドルを獲得したシャラポワは、「わたしたちはいつも接戦になるの。(シュニーダーは)左利きだから、彼女のプレーは誰にとってもやりにくいわ。」と試合を振り返った。
その言葉の通り、シャラポワは第1セットを簡単に奪って楽勝に思われたが、シュニーダーが第2セットで猛反撃に出た。4-3からブレークして5-3とリードすると、第9ゲームの自分のサービスをしっかりキープして、第2セットを奪い返した。
シャラポワの同大会19セット連続獲得の記録はこの時点でついえたが、それでも連覇に執念を燃やす世界第2位は第3セットで体勢を立て直し、第2ゲームでシュニーダーのサービスをブレークして2-0とすると勢いに乗り、残りの4ゲームを連取して激戦に終止符を打った。
世界第2位のシャラポワは、シュニーダーに対して5連勝で、生涯対戦成績を6勝1敗とした。今季の全仏の4回戦でも顔を合わせており、その時もシャラポワがフルセットで勝っていた。
昨年10月のリンツの大会以来の優勝を飾った20歳のシャラポワは、ウィンブルドン以降休養を強いられ、長らく悩まされていた肩の故障も回復したようだ。
シャラポワは「昨年は今大会を制覇してUSオープンに乗り込み、それで優勝したから(今回の勝ちは)自信になるわ。」と8月27日に開幕する今年最後のグランドスラムに向けて気持ちを高めた。
28歳のシュニーダーは2005年のゴールドコーストの大会以来優勝がない。ゴールドコーストではツアー10勝目を飾っていた。
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