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この日曜日、全仏オープンで優勝し、「これまで最高のローランギャロスを戦い終えた」と勝利宣言したR・ナダル(スペイン)は、1980年のB・ボルグ(スウェーデン)以来となる同オープン3連覇を達成した。果たして、ナダルはボルグを超えるのだろうか?
テニス史に燦然と輝く偉業を成し遂げたボルグは、全仏オープンでは6回優勝している。しかし、弱冠21歳で既に3回優勝しているナダルは、これまで同オープンで21勝0敗、クレーでもここ89試合中88勝と、誰にも手につけようのない強さを誇る。では、同年で全仏・全英をともに制覇することができるのだろうか?ボルグはその快挙を3度達成している。
ナダルはウィンブルドンで一昨年は2回戦敗退しており、昨年も第2シードながら必ずしも優勝候補には上げられていなかった。しかし、2回戦でセットカウント0-2から大逆転し、続く3回戦ではA・アガシ(アメリカ)を倒し、以降は1セットも落とさない安定ぶりを見せ、決勝でもR・フェデラー(スイス)を大いに苦しめたことからも、今年はさらに自信をつけていると考えられる。
「ウィンブルドンには決勝を戦いに行くのではない。ベストを尽くして一つ一つ試合をこなすために行く。」と、決意も新たに芝のグランドスラムに臨むクレー王。「敗れても、自分ができるだけのことをすれば満足だ。」
全仏オープンではナダルに阻止され、グランドスラムで唯一タイトルを獲得していないフェデラーは、「ナダルはクレーで素晴らしい動きを見せるだけでなく、年齢の割にはメンタルな強さが際立っている。」とナダルを評価する。
加えて芝においても「明らかに前以上に危険な存在」と位置づける。「僕が初めてウィンブルドンで優勝したときもそうだったけど、グランドスラムを一つ取ると、他のグランドスラムも勝てる自信とやる気が沸いてくるものだ。去年のウィンブルドン決勝や、優勝した今年のインディアン・ウェルズを見ても、ナダルがクレー以外で自信をつけているのは明らか。」と、芝の王者も相当ライバルを意識し始めているようだ。
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