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(ドイツ、ハンブルグ)
ハンブルグ・マスターズ(賞金総額282万ドル)は17日、シングルス3回戦を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)は元全仏覇者のJ・C・フェレーロ(スペイン)を6-2, 6-3のストレートで下し、準々決勝へ駒を進めた。
フェデラーは、ローマ・マスターズ3回戦でF・ボランドリ(イタリア)にまさかの敗北を喫し、今大会2回戦でもJ・モナコ(アルゼンチン)にフルセットで勝つなど、このところクレーでの苦戦が目立っていたが、この日は2003年全仏オープン優勝のフェレーロをあっさり退けた。「おそらく昨日の厳しい試合のお陰で、今日はより良いプレーができたのだと思う。いろいろなショットを上手くミックスできた。スライスやドロップショットなど、ミスなく使えたのが勝因だと思う。」とフェデラーは試合を振り返った。準々決勝では第7シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を6-3, 6-3で倒した第12シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。
現在172週連続で世界ランク1位の座に君臨しているフェデラーだが、クレーコートではR・ナダル(スペイン)の影に隠れてしまっている。同大会では2002年、2004年、2005年に優勝しているが、05年大会を最後にクレーコート大会で優勝出来ておらず、クレーコート大会決勝でナダルに4連敗しているのが大きな要因となっている。
フェデラーとナダルは今大会でも、第1・第2シードとして、順当に行けば決勝で対決する。「ローマでは(2回戦敗退と)とても残念な結果だっただけに、ここでの2試合は満足できている。僕も彼(ナダル)もお互い十分に自信を付けてきているし、決勝での顔合わせの可能性はかなり高いと思う。」と、フェデラーは自信をのぞかせた。
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