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(イタリア、ローマ)
BNLイタリア国際女子(賞金総額134万ドル、ティア1、クレー)の初日の月曜はシングルス1回戦が行われ、杉山愛(日本)はM・キリレンコ(ロシア)を6-4, 5-7, 7-5のフルセットの末下して2回戦進出を決めた。第9シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を始め、この日登場したシード勢も順当勝ちした。
杉山は、この日の勝利で今季WTA本戦で通算8勝8敗とし、ようやく勝率を5割とした。2回戦では第11シードのS・ペア(イスラエル)と対戦する。ペアはA・ラドワンスカ(ポーランド)から6-0, 2-0とリードしたところで、右手首の怪我を理由にラドワンスカが棄権を申し入れての勝利。その他、ハンチュコバはA・レザイ(フランス)を4-6, 6-1, 6-2で、また第10シードE・デメンティエワ(ロシア)はM・カメリン(イタリア)で6-1, 6-2で下すなど、シード勢は順当に初戦を突破している。
今大会は上位8シードは2回戦からの登場。かつてのチャンピオンのA・モレスモ(フランス)とS・ウィリアムズ(アメリカ)が同じ山のドローで出場している。両者が順当に勝ち上がれば準々決勝での顔合わせとなる。
今大会のトップ・シードのモレスモは、2000年、2001年、2003年といずれも決勝で敗れ、その後2004年はJ・カプリアティ(アメリカ)を、2005年はP・シュニーダー(スイス)を下して優勝を飾っている。2006年のほとんどをランキング1位の座にいたモレスモだったが、今季はこれまでまだアントワープでの優勝しかなく、今はランキング4位へと後退している。先週のベルリンでも3回戦と早い段階での敗退を喫していた。昨年は今大会欠場している。
第8シードのセリーナは、シーズン初めには世界ランキング94位とトップ100脱落寸前だったが、年初の全豪オープンで自身18度目の優勝を手にして、一気に18位へと上昇させた。現在のランキング11位で、2005年9月以来最高位にいる。初戦となる2回戦では、この日O・ポウチコワ(ロシア)を6-1, 6-2の圧勝で下した予選上がりのM・クライチェック(オランダ)と対戦する。
昨年優勝のM・ヒンギス(スイス)は、全仏オープンを控え、怪我の回復を優先するため出場を見送っている。今大会の優勝賞金は19万6千900ドル。
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