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(アメリカ、サウスカロライナ州チャールストン)
ファミリー・サークル・カップ(賞金総額134万ドル、クレー)は現地14日シングルス準決勝の2試合が行われ、J・ヤンコビッチ(セルビア)がV・ウィリアムズ(アメリカ)に3-6, 6-3, 7-6 (7-5)で競り勝ち、またD・サフィーナ(ロシア)はV・ズヴォナレーワ(ロシア)の棄権によりそれぞれ決勝進出を決めた。
今大会はこれまで全てストレート勝ちをしてきた第2シードヤンコビッチとヴィーナスの試合は、2時間半に及ぶ激戦となった。
まずは第1セット3オールからヴィーナスが3ゲーム連取でセット先取し、流れを掴んだかに見えた。しかし、第2セットは全く逆で、3オールから今度はヤンコビッチが3ゲーム連取して、セットカウントをタイとした。
「第1セットを取られて、第2セットも劣勢だったので、流れを変えるためにヴィーナスをもっと動かそうと思った。そしたらその効果があって、次第に彼女のリズムが乱れ始めた。」と、ヤンコビッチはその時の変化について語った。
最終戦は互いに譲らぬ攻防が続き、タイブレークに突入。最初は4-2でヤンコビッチがリードしたが、ヴィーナスも引き下がらずに5-4と逆転。しかし、そこからヤンコビッチが最後の力で3ポイント連取して試合に終止符を打った。終わってみると二人の獲得ポイント数は109対107とヤンコビッチがわずか2ポイント多いだけだった。
「本当にどっちに転んでもおかしくなかった。1ポイント1ポイントがとても大事ということよね。」と、自ら熱戦の様子を語った。
惜しくも優勝は逃したヴィーナスだが、「大会毎によくなっているのが実感できる。次はもっといい試合を見せるわ。」と、今大会でさらに自信を深めた様子。
もう一方の準決勝では第4シードのサフィーナが第9シードのズヴォナレーワと対戦したが、準々決勝で傷めた左手首が悪化したためズヴォナレーワが第2セット3-6, 1-0の時点で棄権した。サフィーナは準々決勝でも対戦相手のT・ゴロバン(フランス)が途中棄権したため勝っていた。
サフィーナとヤンコビッチは2004年に一度だけ対戦しているが、その時もヤンコビッチがももの痛みのため途中棄権していた。
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