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(アメリカ、フロリダ州アメリア・アイランド)
ボシュロム選手権(賞金総額60万ドル、ティア2、ハード)は土曜日準決勝を行い、第8シードのT・ゴロバン(フランス)が第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)を6-4, 3-6, 6-4で下し、念願のツアー初優勝まであと一勝と迫った。
モスクワで生まれでフランス国籍のゴロバンは2002年にプロに転向し、現在はマイアミに住居を移しテニスに取り組んでおり、今大会では地元人気のV・ウィリアムズ(アメリカ)を下して波に乗っている。準決勝のイバノビッチ戦でも第1セットを6-4で先取。しかし、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)との同胞対決を制したイバノビッチは、6-3で第2セットを奪い返し試合は振り出しに。第3セットはブレーク合戦となり、ゴロバンがチャンスを生かして一時は5-2とするが、イバノビッチが2ゲームを返し挽回する。しかし最後はゴロバンがスマッシュを決め、接戦に終止符を打った。これでゴロバンは、1年前のシュトゥットガルト以来ツアー4度目の決勝進出を決めた。
19歳のゴロバンの決勝の相手は、第1シードで昨年優勝のN・ペトロワ(ロシア)。ペトロワは第13シードのS・バンマー(オーストリア)を7-6 (7-4), 6-1で下した。ゴロバンは先月のインディアンウェルズの大会で、足を負傷したペトロワを下したものの、次の試合でバンマーに敗れていた。
ペトロワは現在世界ランク7位で、今季はパリのインドアの大会で優勝。準々決勝では第5シードで同胞のD・サフィーナ(ロシア)を6-4, 7-5で下した。一方敗れたバンマーは第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)に2-6, 6-2, 6-2で逆転勝ちを収めてベスト4進出を決め、今季パタヤの大会以来となる、2度目のツアータイトル獲得を狙っていた。
今大会の優勝賞金は8万8,260ドル。
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