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(ロシア、モスクワ)
男女共催のクレムリン・カップ(インドア)は土曜日準決勝が行われた。
男子部門(賞金総額100万ドル)では、第1シードで地元期待のN・ダビデンコ(ロシア)が第7シードのF・サントロ(フランス)を6-4, 6-1のストレートで下し、見事決勝進出に駒を進めた。試合後サントロは、「ダビデンコと戦うのはとても難しいんだ。彼は全てのことをそつなくこなすから。コートでの動きも良いし、パッシングも非常に上手い。」と勝者を称えていた。ダビデンコは決勝で復活途上のM・サフィン(ロシア)と決勝で対戦する。サフィンとの対決についてダビデンコは、「サフィンはロシア人選手に対してものすごい力を発揮するんだ。僕は全てのポイントを全力で取りに行かないといけないね。」と語り、気を引き締めていた。
サフィンは同胞のI・クニツィン(ロシア)を6-4, 6-3で下しての勝ち上がり。2004年に今大会で優勝しているダビデンコは今週まだセットを落としておらず、今季6度目の決勝進出。日曜日に行われる決勝では今年4タイトル目を狙う。
女子部門(賞金総額134万ドル)では、A・チャクエタゼ(ロシア)が第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)を7-5, 3-6, 6-0で下し決勝進出を決めた。チャクエタゼは準々決勝がなくなったことで(シャラポワが怪我で棄権)十分に休養が取れたようだ。チャクエタゼは決勝で同胞で第5シードN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。
ペトロワは準決勝で第8シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)を6-0, 4-6, 7-6 (7-3)で振り切っての勝ち上がり。見事決勝進出を決めたペトロワだが、この試合では左臀部を負傷するというアクシデントに見舞われてしまった。「今日はとても厳しい戦いだった。厳しいというのは私自身の体調が良くなかったということ(左臀部を負傷)。途中で棄権することも考えたけれど、ここモスクワで決勝に進みたいという強い思いが私を試合に留まらせた。」と話していた。ペトロワは先週のドイツ・シュトゥットガルトの大会でも優勝しており、チャクエタゼも2週間前の中国広東省・広州の大会で優勝を飾っている。
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