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(ベルギー、シャルルロア)
国別対抗戦・フェドカップはベルギーのシャルルロアで決勝が行われ、初日のシングルス2試合が行われた。
第1シングルスではイタリアが勝った後、第2シングルスにはベルギーチームから全仏オープン覇者J・エナン(ベルギー)=アルデンヌが登場し見事挽回、試合を1勝1敗のタイに盛り返した。
エナン=アルデンヌはイタリアチームのF・ペネッタ(イタリア)と対戦、6-4, 7-5で勝利した。これでエナン=アルデンヌのフェドカップでのシングルスの戦績は14勝1敗となった。
エナン=アルデンヌはストレート勝ちを収めたものの、第2セットは一時2-5と追い込まれる場面もあった。しかし会場に詰め掛けた観客の応援もあり、そこから5ゲームを連取、第2セットを7-5で振り切った。
そのエナン=アルデンヌは、「観客が私を勝利に導いてくれた。」と語った。「カール(カール・マエス;ベルギーチームのキャプテン)、チームメイト、そして観衆のお陰だわ。今日の私のプレーはベストな状態ではなかったけど、今日大事なのは勝つことだったからよしとするわ。」
一方惜敗したペネッタは、「彼女(エナン=アルデンヌ)は世界2位で私は世界20位でしょ。それが顕著に表れたわね。」と話した。「大事なポイントでは彼女が素晴らしいプレーを見せたわ。第2セットの5-3になったとき、私はちょっと考えすぎたみたい。」
ベルギーチームは世界4位のK・クレイステルス(ベルギー)を手首の故障で欠き、代役でK・フリッペンス(ベルギー)が第1シングルスに登場した。しかし世界ランク14位のF・スキアボーネ(イタリア)の前に1-6, 3-6で力尽きた。
20歳のフリッペンスは、準決勝のアメリカ戦でシングルス2勝を挙げるという大殊勲を成し遂げていた。この時は、クレイステルスもプレーしていたが、エナン=アルデンヌは疲労のため観客として応援に回っていた。
1997年のM・ヒンギス(スイス)以来初めて、同一年のグランドスラム4大会全てで決勝に進出したエナン=アルデンヌは、日曜日に行われるリバース・シングルスの第1試合で、スキアボーネと対戦する。
フリッペンスは第2試合でペネッタと対戦、初日の名誉挽回を図る。両者は全仏オープンの2回戦で対戦しており、その時はペネッタが勝っている。
シングルスが終了した時点で2勝2敗の場合、勝負はダブルスに持ち込まれる。ダブルスはベルギーチームからL・バトキウィクス/C・マエス(ベルギー)組、イタリアチームからはM・サンタンジェロ(イタリア)/R・ビンチ(イタリア)組が登場予定であるが、試合開始15分前までは選手の変更が可能なことから、エナン=アルデンヌ、スキアボーネ、ペネッタらスター選手がダブルスに登場する可能性もある。
エナン=アルデンヌは「明日は大変な日になると思うわ。まずシングルスでも勝たなくてはいけないし、ダブルスにも備えなくてもいけない。ダブルスは長い間プレーしていないし、練習する機会さえなかったのよ。でもルールぐらいは覚えている思うわ!」と記者を笑わせた。
ベルギーチームは2001年以来の優勝を目指す。一方イタリアチームはベルギーチームとの対戦成績を6勝0敗としているが、決勝進出は今回が初めてとなっている。
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