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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン大会10日目、男子シングルス準々決勝でA・ロディック(アメリカ)がL・ヒューイット(オーストラリア)を6-3, 7-5, 6-4のストレートで下し、優勝した2003年以来となるベスト4進出を決めた。
この日ロディックは、ツアー屈指のリターナーであるヒューイットに対し17本のエースを叩き込み、ウィナーの数でも46対28とヒューイットを完全に圧倒。また4本あったブレイクチャンスを全て成功させるなど、ここ一番の勝負どころでの強さも見せた。ヒューイットに対してはこれまで2勝6敗と負け越しており、グランドスラムでは3戦全敗だっただけに、値千金の勝利といえる。
試合後ロディックは、「精神的にとてもきつい試合だった。レイトンが僕のベストプレーを引き出してくれたとも言えるね。実はここ半年というもの、自分のテニスにショックを受けていたんだ。本当に何をやってもうまくいかなくて酷い状態だった。今年は多くの時間を過去を振り返りながら過ごしてきた。でも終わったことは終わったことだから、今は自分がやるべきことだけを見ていく必要があると思ってるよ。」と、話していた。
ロディックは準決勝でR・ナダル(スペイン)を下したM・ヨージニ(ロシア)と顔を合わせる。グランドスラム3大会連続決勝進出を狙っていたナダルは、今大会快進撃を続けるヨージニの前に1セットしか奪えずに敗れている。
またこの日、R・フェデラー(スイス)はノーシードのM・ジケル(フランス)を6-3, 7-6 (7-2), 6-3で、J・ブレーク(アメリカ)は第12シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-4, 6-3, 6-1で下しベスト8入りを決めている。両者は準々決勝で対決する。フェデラーとブレークは過去4度対戦し、フェデラーが4連勝中。今年もマスターズシリーズで2度当たったが、いずれもフェデラーがストレート勝ちを収めている。初のグランドスラム準決勝進出を目指すブレークは、「フェデラーは全時代を通じて最も偉大な選手になろうとしている。しかし彼も人の子。僕も出来るだけの事をするさ。プレッシャーは感じていないよ。」と抱負を述べた。
また、N・ダビデンコ(ロシア)がA・マレー(英国)を6-1, 5-7, 6-3, 6-0で、T・ハース(ドイツ)が復調してきたM・サフィン(ロシア)を4-6, 6-3, 2-6, 6-2, 7-6 (7-5)で下し、ベスト8入りを決めている。
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