HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン大会10日目、今季全仏オープン覇者で、第2シードのR・ナダル(スペイン)が、3-6, 7-5, 6-7(5-7), 1-6でM・ヨージニ(ロシア)に敗れ、準々決勝で姿を消す波乱が起きた。ヨージニは自身初のグランドスラムベスト4進出。
世界ランキング2位のナダルは、今季ハードコート大会1勝を含むツアー5勝をあげていたが、ルイス・アームストロング・スタジアムで行なわれた準々決勝では、ノーシードのヨージニに4度のサービスブレイクを奪われ、ウィナーもヨージニの49本に対し23本にとどまるなど(サービスエースはヨージニ7本、ナダル1本)、最後までペースをつかめぬまま敗れ去った。ナダルは、第3セットの後半、ゲームカウント5-4、40-0で3本のセットポイントがあったにも関わらず、最後の1ポイントを取り切れぬままタイブレイクに持ち込まれ、ヨージニにセットを奪われてしまうなど、この日は手元に来た流れをことごとく掴み取ることが出来なかった。
まさかの敗戦を喫したナダルだが、試合後のインタビューでは、「ヨージニは本当に信じられないようなプレーをした。」と勝者を称えていた。一方、大金星をあげたヨージニは、「僕のキャリアの中で最高の試合の1つ。ラファを倒すたった一度のワンチャンスを活かせた。」と興奮気味だった。
今大会、ヨージニはナダルを含め4人のシード選手(ナダルのほかには、第6シードのT・ロブレド(スペイン)、第11シードのD・フェレール(スペイン)、第19シードのD・フルバティ(スロバキア))を破る活躍を見せている。ヨージニは準決勝で、L・ヒューイット(オーストラリア)を下したA・ロディック(アメリカ)と対戦する。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.