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(アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ)
USオープン・シリーズ2戦目にあたるアキュラ・クラシック(賞金総額134万ドル)シングルス決勝が日曜日に行なわれ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第1シードのK・クレイステルス(ベルギー)を7-5, 7-5のストレートで下し、見事優勝を決めた。
ウィンブルドン以来のツアー大会出場となったシャラポワだったが、今大会では1セットも落とさぬまま優勝賞金19万6千9百ドル(日本円にして約2250万円)を獲得した。この優勝でシャラポワはキャリア通算12勝目、今季2勝目を記録した。「勝つためには精神的にも肉体的にも準備が出来ていないと駄目なの。そうでなければ勝利することなど決して出来ない。そう考えると、結局は勝つも負けるも私次第ってことになるわね。休養明けにも関わらず優勝できてとても嬉しいわ。特に過去一度も勝ったことがなかった相手に勝てたのだから。」
クレイステルスの北米ハードコート大会の連勝を24でストップさせたシャラポワは、今月末から始まるUSオープンでも優勝争いに絡めると強気な姿勢を見せる。「これまで彼女(クレイステルス)には4回負けていたけれど、今日は私が勝つ番だった。今季絶好調の世界2位の選手を倒したことは最高に素晴らしいことではあるけれど、この大会はあくまでもUSオープンに向けたものに過ぎないわ。私の目標は未だ達成されていない。とにかく今は健康を維持し、最高の状態でグランドスラム大会に臨むつもり。」
試合は、互いにダブルフォールトでサービスブレイクを献上しあう酷いスタートとなった。そんな中、シャラポワがクレイステルスより多くブレイクを奪って第1セット先取に成功する。第2セットに入ると、徐々に本来のリズムが戻ってきたのか、両者の激しいラリーが見られるようになる。第10ゲームまで互いに一歩も譲らずサービスキープを続けるが、ここでシャラポワが集中力を一気に高め、値千金のブレイクを決めると、試合の流れを引き寄せ勝利をものにした。
クレイステルスは2003年以来となる同大会2度目の決勝進出(前回は決勝でJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌにフルセットで敗れた)だったが、またしても接戦で優勝を逃す結果となった。「(今日は)とてもタフな試合だった。リードされている時でも、攻撃的に全てのポイントで立ち向かっていったわ。ただそれでも勝つには十分ではなかった。」と話していた。
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