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(アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ)
アキュラ・クラシック(賞金総額134万ドル、ティア1)は大会6日目の土曜日に準決勝が行われ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第5シードのP・シュニーダー(スイス)を7-5, 6-4のストレートで下し、見事決勝進出を決めた。
試合は序盤から非常に緊迫したゲームになった。互いに一歩も譲らず、試合は進んでいくが、第1セット第11ゲームでシャラポワがシュニーダーのサービスをブレイクすると、そのまま第1セット先取に成功する。勢いそのままにセット連取で試合を決めたいシャラポワは、第2セット第2ゲームで26ポイントにも及ぶ競ったゲームをものにすると、そのまま5-1とリードを奪い試合の流れを決定づけた。粘るシュニーダーにその後3ゲームを奪い返されるが、最後はシュニーダーのスライスのバックハンドがワイドにそれて、シャラポワが激戦をものにした。
この大会に入り、未だ1セットも落としていないシャラポワは、「ここ何週間も満足にプレーしてなかったにもかかわらず、今日のように素晴らしい選手に対して堅実にプレー出来たことをとても誇りに思うわ。今の私は、あれこれ考える余裕もないの。ただ目の前の課題にだけ全神経を集中させて立ち向かっていくだけなの。」と自らの好調を饒舌に語った。惜しくもシャラポワの前に決勝進出を逃したシュニーダーも、「彼女(シャラポワ)はどのポイントにも100パーセント集中しプレーしてくる。相手に全く息をつかせないの。ウィナーを量産してくるし、ハードコートとの相性も良い。それに上背もあるし、リーチも広い。完璧なプレーヤーね。私にもチャンスはあったけど、全部彼女に持っていかれてしまったわ。」と語り、シャラポワのプレーに脱帽していた。
シャラポワは明日の決勝で、N・バイディソバ(チェコ共和国)を6-2, 7-6 (7-0)で下したK・クレイステルス(ベルギー)対戦する。未だクレイステルスから勝ち星を挙げられないでいるシャラポワは、「はっきりいってキムとの対戦成績は良くないわね。だからこそ明日こそは勝ちたいの。」と、意気込みを語る。「私たちの試合はいつもタフなゲームになるけれど、常に彼女のほうが少しだけ良いテニスをするの。結果はともあれ、明日も間違いなく素晴らしい決勝になるはずよ。」
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