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(アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ)
アキュラ・クラシック(賞金総額134万ドル、ティア1)の大会4日目、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が3回戦に登場し、同胞のV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-4, 6-4で下してベスト8進出を決めた。
ウィンブルドン以来初のツアー大会出場となるシャラポワは、「試合前、厳しい戦いになると予想していたわ。このところ彼女(ズヴォナレーワ)は良いテニスをしているから、1試合を通して堅実なプレーをして、精神的にもタフでいる必要があると思っていた。」と、好調の相手だけに接戦を覚悟していたとのこと。
「『言うは易し』と言うけど、ちゃんと予定通りに進むように心がけた。試合序盤から粘り強く応戦して、手堅くプレーできたと思う」
次の試合では、第6シードでディフェンディング・チャンピオンのM・ピアース(フランス)と対戦する。
ズヴォナレーワは先々週のシンシナティ大会優勝を含め、この10試合で9勝と好調を維持していたが、シャラポワの壁を乗り越えることは出来なかった。
第1シードで世界ランキング2位のK・クレイステルス(ベルギー)は同27位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)と顔をあわせ、先週の対戦に引き続き苦戦を強いられたが、結局6-4, 3-6, 6-3で接戦をものにし、北米ハードコート大会での連勝を22に伸ばした。
クレイステルスは先週のスタンフォード大会でもヤンコビッチにフルセットの試合を強いられていた。これで対戦成績を5勝0敗に伸ばした。
「彼女はトッププレイヤーに厳しい戦いを臨んでくるタイプの選手。」とクレイステルスはヤンコビッチを称した。「前日の疲れが残っているときは、今日のような試合になりがちだわ。今日は足が使い物にならなかったけど、何とか踏ん張ったわ。」と語った。
この試合、クレイステルスにしては珍しくスロースタートで、得意のストロークでも凡ミスの山を築き、サーブも不調だった。
「時々動きに気を取られ過ぎていたのが、逆効果になっててしまった。」と本人も反省していた。第2セットは落としたが、『心配せずに自分のテニスをしなさい。第2セットを落としたことは心配せずに、戦い続けるのよ。』と自分に言い聞かせたとのことだ。
準々決勝では、第12シードのF・ペネッタ(イタリア)に6-2, 3-6, 6-1で勝利した第8シードのM・ヒンギス(スイス)と対戦することになった。
四大大会通算5勝を誇るヒンギスはクレイステルスとの対戦成績で4勝3敗と勝ち越しているが、最近の2試合(全豪&全仏オープンの準々決勝)では連敗を喫している。「また準々決勝で対戦ね。彼女のような選手と戦うときは失うものは無いわ。逆に私にとってチャンスだと思っている。全部のショットに走って食らい付いて、全てのチャンスをものにする。彼女が世界2位にいるのはそれができているから。でも明日は私にも勝機があると思う。」と意気込みを語った。
その他の試合では、第7シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が第11シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-4, 6-2で退けた。バイディソバは準々決勝では、第14シードのA・イバノビッチ(セルビア)を4-6, 6-4, 6-1で破ったA・チャクエタゼ(ロシア)と対戦する。
また、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)と第5シードのP・シュニーダー(スイス)もそれぞれ勝利し、準決勝進出をかけて激突する。デメンティエワはS・ミルザ(インド)に6-2, 3-6, 6-3で、シュニーダーはP・スアレス(アルゼンチン)に6-3, 3-6, 6-1でそれぞれ勝利した。
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