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(スウェーデン、ストックホルム)
1999年の全豪オープン・ファイナリスト(優勝はY・カフェルニコフ(ロシア))で、スウェーデンが生んだ名プレーヤーの一人であるT・エンクヴィスト(スウェーデン)が現役を引退することが20日明らかになった。
エンクヴィストはスウェーデンの新聞のインタビューで次のようにコメントしている。「とてもさびしい気持ちでいっぱいです。しかし私の身体はトップレベルで戦うだけの負担を受け入れることが出来なくなってしまいました。私はキャリアを通じて6度までも手術を余儀なくされましたが、それにもかかわらず長い間プロとしてやってくることが出来ました。悔いはありません。」
また引退後の予定については、「エキシビジョンなどでプレーしていくことにはあまり興味がありません。私がテニスをしていたのは大会で優勝するためだったから。」とコメント。
1989年のプロデビュー以来、実に19のATPタイトルを獲得し1999年には世界ランキング4位まで上り詰めたエンクヴィストだったが、昨年初めてトップ100位から滑り落ち、現在は224位まで順位を落としていた。
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