HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、テキサス州ヒューストン)
米クレーコート選手権(賞金総額38万ドル)の大会4日目、上位進出が期待されていた全豪オープンファイナリストのM・バグダティス(キプロス)が、V・スペーディア(アメリカ)との対戦中に背中を負傷して途中棄権した。
今大会第4シードのバグダティスは、地元アメリカ勢の1人でノーシードのスペーディアとの対戦し、棄権した時は2-6, 1-3でリードを許していた。試合後の会見では、「一体どうして痛むのか分からないんだけれど痛みが足まで走ったんだ。過労が原因だと思う。なんせ全豪オープンからノンストップでずっと戦い続けてきたからね。勢いを維持したいっていう気持ちが強かったんだ。」と、コメント。
ラッキーな白星を手にしたスペーディアは、「このような形で勝ちあがれるとは予想していなかったけど、今日は自分としても手堅く試合を進めた。今はマルコスの怪我が大事に至っていないことを祈るよ。」と、バグダティスを気遣うコメントを出した。これでスペーディアは準々決勝で同じくアメリカのM・フィッシュ(アメリカ)と対戦することになった。ワイルドカードで出場のフィッシュは2回戦でR・シュトラー(ドイツ)が胃痛の為に棄権し、労せずベスト8入りを決めている。
また、アメリカ勢では、P・ゴールドスタイン(アメリカ)がS・ジェンキンス(アメリカ)に6-4, 6-1で快勝した。この結果、第2シーのJ・ブレーク(アメリカ)、第3シードR・ジネプリ(アメリカ)が早々に姿を消す中、トップシードのA・ロディック(アメリカ)を含む4人のアメリカ勢がベスト8に進出したことになった。
その他の試合では、F・ビセンテ(スペイン)がA・デュピュイ(フランス)に6-2, 7-5で、J・メルツァー(オーストリア)がM・ダニエル(ブラジル)に7-6 (7-2), 6-4でそれぞれ勝利している。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.