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(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
男女共同開催で行われ、「準グランドスラム」とも呼ばれるパシフィック・ライフ・オープンが当地の8日、女子の部からスタートする。ともに96ドローで、今季2大会目のティア1となる女子の部は賞金総額210万ドル、今季最初のマスターズシリーズとなる男子の部は賞金総額316万9600ドルと、規模の大きな大会だ。
一足先に始まる女子の部では、J・エナン(ベルギー)=アルデンヌ、L・ダベンポート(アメリカ)、M・シャラポワ(ロシア)がトップ3シードとなっている。日本からは杉山愛(日本)ら5選手が本選に登場する。
今季3大会に出場して優勝2回、準優勝1回と好調のエナン=アルデンヌがトップシードで、2004年の優勝の後、昨年は怪我・病気のため欠場しており、2年ぶりのタイトルを狙う。今年は全豪オープン決勝で体調を崩し棄権した以外は全て勝利するという圧倒的な強さを取り戻している。
第2シードのダベンポートは、1997年と2000年には優勝し、昨年まで過去3年連続で準優勝という相性の良い大会になっている。続く第3シードのM・シャラポワは、今季は準優勝が1回、ベスト4が2回と好調ながら、タイトルまで後一歩のところで敗退する状況が続いている。また、第4シードは、今年の東レパンパシフィックオープンでティア1初優勝を手にしたE・デメンティエワ(ロシア)。
また、復帰後快進撃を続けている元女王のM・ヒンギス(スイス)は第19シードでの出場と、ついにシードがつくところまでランキングを上げてきた。ヒンギスにとって、復帰後初めてのアメリカでの大会で、同大会では1998年に優勝、最後に出場した2000年には準優勝を上げている。
その他シード勢では、第5シードA・ミスキナ(ロシア)、第6シードF・ペネッタ(イタリア)、第7シードA・グローネフェルド(ドイツ)、第8シードA・イバノビッチ(セルビア)と強豪が顔を揃えている。また、連覇が期待されていたK・クレイステルス(ベルギー)は足首の怪我のため大事を取って欠場、ランキング2位のA・モレスモ(フランス)も欠場となっている。
日本勢では、5人が本選にストレートインしている。シード選手となったのは杉山 愛で、第14シード。1回戦免除となっている杉山は、初戦ではS・ポン(中国)とS・フォレッツ(フランス)の勝者と対戦し、勝ち進めば4回戦で第1シードのエナン=アルデンヌと激突する。
その他、浅越 しのぶ、森上 亜希子、中村 藍子、小畑 沙織が1回戦からの出場となっており、浅越はK・シュプレム(クロアチア)と、森上は予選勝者と、中村はB・シュルツ=マカーシー(オランダ)と、小畑は予選勝者と顔を合わせる。
また、予選に出場していた藤原 里華は2回戦でC・パン(フランス)に4-6, 3-6で、不田 涼子は1回戦でE・ビルネロバ(チェコ共和国)に4-6, 4-6でそれぞれ敗退し、惜しくも予選で姿を消している。
上位32人のシード選手は、すべて1回戦がなく、2回戦からの登場となっている。
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