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(カタール、ドーハ)
金曜日にカタール・トタル・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)の準決勝が行われ、トップシードのA・モレスモ(フランス)が6-2, 6-2でM・ヒンギス(スイス)を圧倒し、実に5年ぶりとなる対決を制し決勝進出を決めた。モレスモはこの大会に優勝すれば、K・クレイステルス(ベルギー)を抜いて世界ランキング1位に躍り出る。勝利インタビューでモレスモは、「今日は手堅いテニスをすることが出来た。特にここぞという場面では主導権を握ってしっかりプレーすることが出来たわ。」と満足げだった。
一方、敗れたヒンギスは復帰後快進撃を続けており、今大会準決勝でもS・クズネツォワ(ロシア)をストレートで破るなど、徐々にパワーテニスを克服しつつある。しかし、さすがにこの日は全豪女王の前に弱点といわれるサービスを攻められ苦しい戦いを強いられた。「今日の相手(モレスモ)は本当に手ごわかったわ。殆どミスもなかったし。今後モレスモのような選手を倒すには、更にステップアップする必要があるわね。正直未だ彼女らと戦うレベルに私は達していないと思う。でも悲観的には思っていないわ。私はまだ成長過程の途中にいると思っているし、この1週間のプレー内容と結果には満足しているわ。」と、ヒンギスは語っていた。
モレスモの決勝の相手は、今大会第2シードのN・ペトロワ(ロシア)で、金曜日の試合では杉山 愛(日本)を6-1, 7-6 (7-2)のストレートで下している。モレスモはペトロワに対して4勝1敗とここまで大きく勝ち越している。ペトロワは決勝を前に、「彼女(モレスモ)とプレーするのはすごく楽しみ。彼女は今とてもいいテニスをしているし、自信に満ち溢れている。明日の試合ではベストを尽くすだけ。」と語っていた。
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