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今週開催されているドバイ・デューティー・フリー女子オープン(賞金総額100万ドル、ティア2)に第4シードで出場しているJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌが、無念のリタイヤにより準優勝に終わった全豪オープン決勝(A・モレスモ(フランス)が優勝)について口を開いた。
グランドスラム決勝で棄権するという決断をしたことに対し、一部からは『無責任だ』という声もあがっていたが、当人は「コンディションが悪いときに無理して試合をするのはとても危険だということを思い知った。(全豪決勝では)最初からコートに立つべきでなかった。なぜならあの時、もし無理をしていたら深刻な負傷を負っていた可能性があったから。テニスの大会はたくさあるけれど、命は1つしかない。人々が私の決断をどう受け止めるかは分からないけれど、それについて私はとやかく言うつもりはないわ。」と語り、自らの決断は正しかったと強調してみせた。
さらに、「(決勝戦の前夜)胃に激痛が走り、体調が酷いのに誰にも連絡をしなかったことをとても悔やんでいるの。あのとき医師に連絡さえしていれば状況は変わったのかも知れないわね。」とも語っていた。
また体調について聞かれると、「グランドスラムのタイトルを目の前にして取ることが出来なかった。でもそれはそれ。別に落胆はしていないわ。きっとまたチャンスは巡ってくるはず。全豪オープンが終わって10日くらいしてからようやくボールを打てるようになり、サーブにいたっては2日前にやっと練習をスタートしたような状況だから、正直結果を見据えてプレーするというよりは、一歩一歩目の前のことに集中していくことだけしか今は頭にないわ。」と語り、体調の不安を覗かせていた。
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