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サフィン、全豪タイトル防衛叶わず |
画像提供:Getty/AFLO |
(オーストラリア、メルボルン)
2005年全豪オープン覇者のM・サフィン(ロシア)は火曜日、自身のウェブサイトで、長引く膝の負傷を理由に来週からスタートする全豪オープンへの参加を見送ることを発表した。既にA・アガシ(アメリカ)、R・ナダル(スペイン)が大会への不参加を表明しており、大会関係者は対応に追われている。
サフィンは今回の決定について、「チャンピオンとして全豪オープンのタイトル防衛をはたぜず非常に残念です。これまでトレーニングを続けてきたことで、幾分状態は良くなったものの、現時点でグランドスラム大会に出場して膝に過度の負担をかけることは賢明ではないという、コーチやスタッフの意見を聞き入れることにしました。」とコメントしている。
昨年サフィンは、王者R・フェデラー(スイス)を準決勝で、地元優勝を狙ったL・ヒューイット(オーストラリア)を決勝でそれぞれ破り、自身2度目のグランドスラム・タイトルをものにした。しかし、全仏オープン終了後、膝を痛めてしまい、その後8月の大会出場を最後に怪我のリハビリを行ってきていた。早期復活を目指すサフィンの復帰は、早くとも2月のマルセイユの大会以降になると思われる。
(2006年1月11日)