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| 35歳でUSオープン決勝進出を決めたアガシ |
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| 惜しくも敗れたが大活躍したジネプリ |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープンは土曜日男子準決勝が行われ、35歳A・アガシ(アメリカ)が22歳R・ジネプリ(アメリカ)を6-4, 5-7, 6-3, 4-6, 6-3のフルセットで下し、見事決勝に進出した。また、第1シードR・フェデラー(スイス)も第3シードL・ヒューイット(オーストラリア)を下し、アガシ対フェデラーの決勝対決となった。
アガシは、第1セット第1ゲームでいきなりジネプリのサーブをブレーク。しかしジネプリも第6ゲームでブレークバックし、シーソーゲームへ。だがアガシは第9ゲームで再度ジネプリのサーブをブレークすると、33分で第1セットを先取した。
第2セットは、第4ゲームと第5ゲームでお互いブレーク合戦となったが、アガシが第6ゲームで7つのブレークポイントをしのぎ3-3となる。ここで気落ちしなかったジネプリは第7ゲームで1つのブレークポイントをしのぐと、第12ゲームでアガシのサーブをブレークし、セットカウント1-1となる。
第3セットに入ると、アガシは第3ゲームと第9ゲームでジネプリのサーブをブレーク、セットカウントはアガシの2-1となる。しかし第4セットではジネプリが息を吹き返し、再びセットカウント2-2のタイへ。
天王山の第5セット、第5ゲームまではサービスキープが続いたが、第6ゲームでアガシがバックハンドのドロップショットでエースを決めブレーク。結局このゲームが試合の分岐点となり、最後はアガシがサービスエースで試合を締めくくった。
これでアガシのジネプリとの対戦成績は4勝0敗となった。
アガシは「第5セットは精神的に安定していた。不安もなかったし、必要なときには積極的に攻めることができた。また試合全体でも第5セットが一番調子がよかったから、いい兆候だと思う。」と試合を振り返った。
一方グランドスラム大会初の準決勝に進出したジネプリは「試合全体を通じてほぼ互角の試合だったと思う。第4セットまではシーソーゲームだったけど、ファイナルセットではアガシがとてもよかったと思う。」と勝者をたたえた。
ジネプリは今大会では4試合連続で5セットマッチを戦っており、これはUSオープン史上初。
35歳でのグランドスラム大会決勝進出は過去31年間で最年長で、1974年に今大会でK・ローズウォール(オーストラリア)が39歳で決勝に進出している(決勝でJ・コナーズ(アメリカ)に敗れ準優勝)。
そのことについてアガシは「言葉で言い表せないほどうれしい。これまでテニスをしてきた中で最高の瞬間の1つだよ。きっと一生心に残ると思う。しかも35歳でグランドスラム大会の決勝に行けるってことは、まだ引退する必要がないってことだしね。」と喜びを表した。
「今とても調子がいい。決勝まで1日しかなく、3試合連続で5セットマッチを戦っているから体力回復には十分な時間ではないけどね。理想的な状況とは言えないけど、これがUSオープンさ。この大会は優勝するのが本当に難しいんだ。」と頂上決戦に臨む。
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| 2連覇をかけて決勝に進むフェデラー |
| 画像提供:Getty/AFLO |
アガシ戦のあとに行われたもう一方の準決勝、フェデラー対ヒューイット戦は、これまで両者対戦で8連勝するフェデラーが断然有利との見方が優勢だった。試合はヒューイットも最善の反撃をし、1セットは奪ったものの支配権を握ることはできず、6-3, 7-6(7-0), 4-6, 6-3でフェデラーがものにした。二人は去年のUSオープン決勝でも対戦し、フェデラーがストレート勝ちして優勝を決めていた。
第1セットを一方的に進められた後、反撃に出たヒューイットは第2セットでセットポイントを先に握るが、5度のチャンスを活かすことができず、結局タイブレークにもつれ込んだ。タイブレークではエースやウィナーが次々決まるフェデラーに対し、ヒューイットはエラーが続き、結局セットを落としてしまった。
それでも気を取り直したヒューイットは第3セットで5度のブレークポイントも凌ぎサービスキープした後に、今度は先にブレイクに成功。ようやく1セットをもぎ取ることができ、これでフェデラーを相手に17セット連続して落としていた不名誉な記録にも終止符を打つことが出来た。しかし、第4セットはまたもフェデラーのリズムで試合が展開され、第6ゲームをラブゲームでブレイクしたフェデラーがそのまま勝ち取り、決勝進出を決めた。
フェデラーはこれでハードコートでの連勝を34とし、P・サンプラスが2度達成した歴代記録と並んだ。
アガシ対フェデラーの決勝戦は、現地12日午後に行われる。アガシはUSオープンでは1994年と1999年の2度の優勝の他に3度準優勝している。フェデラーが勝つと1998年のP・ラフター以来のUSオープン2連覇の達成となる。アガシのフェデラーとの生涯対戦成績は3勝7敗。最近の試合では7連敗している。
(2005年9月11日)