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| 負け越しているナルバンディアンを難なく下したフェデラー |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング・メドウズ)
USオープンは大会11日目男子準々決勝が行われ、男子シングルスベスト4の最後の一席をかけて第1シードのR・フェデラー(スイス)と第11シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が対戦し、フェデラーが6-2, 6-4, 6-1のストレート勝ちで順当に準決勝に駒を進めた。
ここまでフェデラーに5勝2敗と勝ち越していたナルバンディアンは、第1セット、フェデラーの最初のサービスゲームをブレイクし、上々の立ち上がりを見せる。しかし、いつもはスロースタートなフェデラーが即座に反撃を開始。早々にブレイクバックすると、サービスエースや、鋭いストロークでナルバンディアンを寄せ付けず、第1セットを27分で終わらせる。
何とか意地を見せたいナルバンディアンは、第2セットでもフェデラーより先にブレイクに成功し4-2とリードするが、ギアをトップに入れた王者が直後の4ゲームを連取。第3セットでも1ゲームしか与えない圧倒的な攻めでナルバンディアンを一蹴し、優勝した昨年に引き続き、ベスト4入りを決めたのだった。
前日の夜はアガシ対ブレークの試合を最後まで見ていたというフェデラーは「試合前の過ごし方としては、良くなかったかもね。」と語りつつも、ウィナー31本に凡ミス18本、11本のエースに対してダブルフォールト無しという完璧な内容でまとめ、「準決勝の出来としては文句なしだと思う。」とコメントしていた。
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| 王者の前になす術無しのナルバンディアン |
| 画像提供:Getty/AFLO |
敗れたナルバンディアンは、「今日は彼のほうがずっと良いプレーをしていたよ。僕はサーブの調子が悪かったし、それが重大な問題だったと思う。自分のリズムを見失ったままで、サーブでポイントを稼ぐことも出来なかった。そのせいで、勝利の糸口が見つからなかったんだ。」と自らの不調を語っていた。
また、フェデラーを破る選手は現れるか、という質問に、「無理だと思うね。今日の彼は、他の誰よりもいいプレーをしていたし、皆より1つも2つも高いレベルだった。そんな試合でも勝つチャンスを見つけなければいけないんだけど、あんな凄いプレーをされたんじゃ倒すことは不可能だね。」と、王者の強さに感服した様子だった。
全仏オープンでR・ナダル(スペイン)に敗れて以来23連勝中、ハードコートにおいては全豪オープンでM・サフィン(ロシア)に敗れて以来、32連勝と脅威の強さを誇るフェデラーは、次の準決勝では、昨年決勝で対戦したL・ヒューイット(オーストラリア)と顔を合わせることになった。2001年にUSオープンを制しているヒューイットに対して、フェデラーは相性がよく、現在8連勝中。P・ラフターが1997年、1998年に達成して以来となるUSオープン2連覇を狙う王者に死角は無い。