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| ブレークの地元ニューヨークでの人気は絶大 |
| 画像提供:Getty/AFLO |
昨年1年間、首の骨折、父の死去、顔面麻痺などの苦節を経て、奇跡の復帰をし、今年のUSオープンでも主催者推薦枠ながらシード選手を次々となぎ倒し、準々決勝ではA・アガシ(アメリカ)との大白熱の試合で、会場を興奮のるつぼと化したJ・ブレーク(アメリカ)は、今大会の最大のヒーローとも言えよう。
以前からファンの多いブレークだが、久しぶりに大活躍する姿を一目見ようと、連日彼の試合には多くのサポーターが駆けつけた。1点とる毎に試合に勝ったのではないかと思うほどの大声援が起こり、対戦相手のG・ルゼッドスキ(イングランド)、I・アンドレエフ(ロシア)、R・ナダル(スペイン)やT・ロブレド(スペイン)らも、さすがに面食らっていた。
ブレークの熱狂的なサポーター達は「Jブロック」として知られ、その声援もさることながら、みんな水色のTシャツを着用して、スタンドの一部を完全にブロックしてしまうほどの勢いだ。
この現象に目をつけたナイキも、ブレーク対アガシの準々決勝が行われた水曜日には、ナイキ製Jブロック・Tシャツを売り始めたくらいだった。今大会のブレークの勇姿を見て新たにファンになった層も相当多く、Jブロックのスローガンである、"Fire it up ... one time !"を前面に大きくあしらったシャツは、試合の前後を通じ、かなりの売れ行きだった。
また、ナイキによると、このTシャツ(1枚18ドル、約2,000円)の売り上げは、全てハーレム・ジュニア・テニス・プログラムに寄付されるとのことだ。そこは、ブレークが亡き父から初めてテニスの手ほどきを受けた場所だ。
(2005年9月9日)