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| フルセットの激戦を制したヒューイット |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング・メドウズ)
激戦が繰り広げられているUSオープンは男子準々決勝が行われ、2001年の覇者で第3シードのL・ヒューイット(オーストラリア)が24歳J・ニエミネン(フィンランド)を2-6, 6-1, 3-6, 6-3, 6-1の逆転勝ちで下し、準決勝に進出した。
グランドスラム大会でフィンランド人として初めて準々決勝に進出したニエミネンは、第1セットの第2・4ゲームでブレークポイントを5回しのぐと、第5・7ゲームでヒューイットのサーブをブレークし、第1セットを先取。
しかし今年の全豪オープンでも準優勝を飾っているヒューイットは第2セットをあっさり奪取。第3セットは第8ゲームでニエミネンのバックハンドのウィナーがアウトと思われたが、審判の判定はイン。判定に助けられヒューイットのサーブをブレーク、勢いに乗りそのまま第3セットを奪い取った。
第4セットに入ると今度はヒューイットが反撃。第2ゲームをブレークし、第3ゲームで2度のブレークポイントをしのぐとセットを奪い、試合はファイナルセットへ。
ファイナルセット第1ゲーム、ヒューイットは疲れの見えるニエミネンのサーブをブレーク。そのまま勢いを持続し、フルセットの激戦に終止符を打った。これでヒューイットのニエミネンとの対戦成績は3勝0敗となった。
勝ったヒューイットは土曜日に行われる準決勝で、世界ランキング1位で今大会第1シードR・フェデラー(スイス)か第11シードD・ナルバンディアン(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
ヒューイットはフェデラーを苦手としており、現在8連敗中。昨年の今大会の決勝でもストレート負けに屈している。一方ナルバンディアンとの対戦成績は3勝1敗でリード。
ヒューイットは、準決勝の相手はフェデラーとなると読んでいるが、フェデラーはナルバンディアンとは分が悪く、現在2勝5敗。2004年の全豪オープンでは勝っているものの、2003年の全豪オープンとUSオープンでは敗れている。
フェデラーは「ナルバンディアンとの対戦は楽しみだ。僕は昔彼を苦手にしていて、彼との対戦成績は悪いからね。でもそういった昔負けていた選手と対戦して、対戦成績をよくしたいんだ。」と抱負を語っている。
ナルバンディアンはグランドスラム大会に強いことで有名で、ハードコートではフェデラーに3度土を付けている。
現在ハードコートで32連勝しており、今季全体では42勝1敗。2004年の対戦記録は、68勝3敗という驚異的な数字を残しているフェデラーは、2年連続でウィンブルドンとUSオープンのタイトル獲得という未踏の偉業に取り組む。3回戦まではすべてストレート勝ち、4回戦のN・キーファー(ドイツ)戦では6-4, 6-7 (5-7), 6-4, 6-1と初めてセットを落とした。
一方のナルバンディアンは、グランドスラム大会で今季3度目の準々決勝進出。4回戦ではD・サングイネッティ(イタリア)を1セットダウンから逆転し、4-6, 7-6 (6-4), 6-4, 6-2で下している。
もう一方の準決勝では、地元期待の35歳A・アガシ(アメリカ)と同胞のR・ジネプリ(アメリカ)との対戦が決まっている。
(2005年9月8日)