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| 悲願の四大大会優勝に向け、順当に勝ち進む |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン大会9日目、女子準々決勝が行われ、第4シードのK・クレイステルス(ベルギー)が、V・ウィリアムズ(アメリカ)を4-6, 7-5, 6-1の逆転で破り、2年ぶり2度目の準決勝進出を決めた。
2人合わせて13個ものサービスブレイクを数えたこの試合、第1セットを失ったクレイステルスは、第2セットも2-4とリードされるという状況から挽回に成功。見事、M・シャラポワ(ロシア)が待ち構える準決勝へと駒を進めたのだった。
今年のウィンブルドンを制した第10シードのヴィーナスは、4回戦で妹のセリーナをストレートで退けるなど今大会絶好調で、この日も第2セット途中までは、クレイステルスを完全に圧倒していた。しかし、今季女子最多の6勝をあげているクレイステルスは、第2セット中盤から徐々にペースの落ちてきたヴィーナスを攻め立て、逆転で第2セットを奪うと、迎えたファイナルセットでは、疲れの見えるヴィーナスに僅か1ゲームしか与えない猛攻を見せ一気に勝負を決めた。
試合後の会見で、第2セットの追い詰められた状況について聞かれたクレイステルスは、「あの時、スコアのことは頭に無かったわ。目の前のボールにだけ集中して、走り回ることだけを考えていたの。」と語り、不屈の精神が功を奏したことを明かした。
手首の怪我から完全復活を果たしたクレイステルスは、未だグランドスラム優勝こそ無いものの、今季6勝と女子テニスの中で最も勢いのある選手。この日のヴィーナス戦の勝利を、自身のキャリアの中で最高の勝利だと語る。「今日の勝利こそが、私が怪我の前よりも良いプレーをしていることの証明だわ。」
(2005年9月7日)