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| 2003年チャンピオンのエナン=アルデンヌ、4回戦で姿を消す。 |
| 画像提供:Getty/AFLO |
USオープン大会8日目、ナイトマッチ第1試合で女子シングルス4回戦のJ・エナン=アルデンヌ対M・ピアース戦が行われた。今年の全仏オープン女子決勝の再現となったが、今回は第12シードのピアースが第7シードのエナン=アルデンヌを強打で圧倒し、6-3, 6-4のストレートで勝利しベスト8進出を決めた。
この日は序盤からピアースの強打が炸裂する。深くて重いピアースのストロークが面白いように決まり、第1セットはなんと5-0とピアースが大きくリードを奪う。完全に出鼻を挫かれたエナン=アルデンヌだったが、ここから元女王の粘りを見せ、3ゲームを取り返し反撃に出る。しかし全盛期を彷彿させるパワーテニスを展開するピアースの波は止められない。完全に『ゾーン』に入ったピアースはサービス、ストローク、ロブと何をやっても上手く行く状態で、エナン=アルデンヌもなかば呆れ顔だった。結局ピアースが第1セットを6-3で奪い、続く第2セットも粘るエナン=アルデンヌを6-4で振り切った。
金星をあげたピアースは、「今まで一度も勝てなかった相手に勝てたのだから最高の気分よ。今日の試合では私の持っているものの全てを出し尽くしたわ。そして最後まで決して諦めずプレーしたの。それにしてもゲーム序盤は本当に調子が良くて、自分でも信じられないようなプレーの連続だったわ。」と笑顔で語っていた。USオープン前哨戦のアキュラ・クラシックでも通算17度目の優勝を飾るなど、ハードコートシーズンで好調を維持しているピアースは、USオープンでの準々決勝進出は1999年以来で、自身2度目。次の対戦相手は同胞のA・モレスモ(フランス)となっている。
好調ピアースとは対照的に、2003年USオープン覇者であるエナン=アルデンヌは、今日の試合ではダブルフォルト10個を犯すなど精彩を欠く内容で、最後は自滅する形となってしまった。
(2005年9月6日)