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かろうじて勝利をもぎ取ったアガシ
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| マリス、大金星まで後一歩に迫る活躍 |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング・メドウズ)
USオープン8日目は男子4回戦が行われ、地元期待の第7シードのA・アガシ(アメリカ)やJ・ブレーク(アメリカ)が登場した。
アガシはX・マリス(ベルギー)と対戦、第3セットで勝利にあと2ポイントのところまでマリスを追い詰めたが、タイブレークを落とすと第4セットも落とし、フルセットの試合にもつれ込んだ。結局6-3, 6-4, 6-7 (5-7), 4-6, 6-2で難を逃れ、ベスト8進出を決めた。
第3セットのタイブレークでは5-3とリードしていたアガシだが、その後の4ポイントを続けて相手に許してしまった。すると形勢が変わり、マリスは第4セットも早々とアガシのサーブをブレークし、わずか28分で奪った。ファイナルセットは、アガシが第4ゲームでマリスのサーブをブレークするとそのまま勢いに乗り、2時間55分の激闘を制した。
試合後アガシは「第4セットのマリスはすばらしかった。段々調子を上げてきて、彼のサービスゲームではポイントが取れなかったし、ショットもラインぎりぎりのショットばかりだったよ。でも第5セットでは落ち着きを取り戻せたのでサーブもストロークも安定し、マリスにプレッシャーをかけることができた。」と振り返った。
マリスは名前のイニシャルからX-manと呼ばれるように、3回戦では第24シードのM・ヨージニ(ロシア)に第1・2セットを落としながらも逆転勝ちを収めるなど、危険な存在とされていたが、アガシにはそれも通用しなかった。
「第5セットの第1ゲームでアガシは3つのウィナーを取ってきた。サーブも急によくなった。一方僕はそれまでと同じようにプレーしてしまったから、何本かエースを狙ったけどショットが長くなったりしてしまった。運がなかったね。」とX-manは肩を落とした。また「マッチポイントでもハードヒットして完璧なショットを打ったと思ったけど、アガシがスライスでダウンザラインにパスを打ってきた。第5セットのアガシは完璧だったと思う。」とベテランのレベルの高さに脱帽した。
アガシは現在35歳で、USオープン史上4人目の35歳以上での準々決勝進出となる。
今大会のボトムハーフでは、第2シードのR・ナダル(スペイン)や第4シードのA・ロディック(アメリカ)が既に姿を消しているため、アガシは残る最も高いシード選手となった。そして準々決勝では、2日前にナダルを倒す金星をあげたブレークと顔を合わせることになった。
ブレークはT・ロブレド(スペイン)との4回戦で、第1セットを落とした後も第2セットで2-5と相手にリードを許すという鈍いで出しだったが、そこからセットポイントも抑えながら5ゲーム連取でセットを奪うと、続く第3、第4セットはあっさりと勝ち取った。
「自分でもどうプレーしたか覚えていないよ。」とブレークはおどけてその時のことを語った。
日頃からアガシを自分のヒーローだと讃えて止まないブレークだけに、準々決勝での二人の対決は相当の思いで臨むことになりそうだ。アガシもこのところのブレークの好調気味に、「以前に比べても相当プレーがよくなっているようで、危ない存在だ。」と気を引き締めていた。
他の男子の試合では、第8シードのG・コリア(アルゼンチン)がN・マス(チリ)を6-4, 2-6, 6-7 (5-7), 6-2, 6-2というロングマッチで下した。試合時間は4時間32分だった。
コリアは準々決勝で第13シードのR・ガスケ(フランス)か地元期待のR・ジネプリ(アメリカ)の勝者と対戦する。
(2005年9月6日)