 |
| 強風をものともせず、圧勝を決めたシャラポワ |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン3日目の水曜日は強い風に見舞われる一日となったが、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)はそれをまったくものともしない完璧ぶりで、6-1, 6-0でこの日の対戦相手D・ランドリアンテフィ(マダガスカル)を下し、3回戦進出を決めた。わずか49分の試合だった。
今大会が自己初の第1シードでのグランドスラム参戦となるが、1回戦からギア全開で臨むシャラポワは、これまでわずか3ゲームしか落としていない。
試合開始時には風速14メートルにまで達していた強風で、ボールどころか自分までもが吹き飛ばれそうになっていたシャラポワは、「最近1~2キロほど体重が増えていたので助かった。」と話し、会場を沸かした。とは言え、サーブには影響が出ており、かなりスピードが落ちていた。「最初はサーブのスピードも時速100キロあるかないかだったわ。テレビで観戦していると滑稽に見えるでしょうね。だってテレビでは風が吹いているなんて分からないし、あたかも私たちが初心者かのようにしか見えないでしょうから。」と女王ならではのユーモアに満ちたコメントを発していた。
第4シードのK・クレイステルス(ベルギー)もこの日2回戦を行い、F・スルアガ(コロンビア)と対戦した。第1ゲームは接戦となったものの第2ゲームは一方的な試合で、クレイステルスが7-5, 6-0の67分で決着をつけた。
第1セットはいきなり4-0とリードしながら追い上げられたことについて、「フットワークがちょっと悪くなった。5-4となったところでもっと攻撃的に出なきゃと自分に言い聞かせた。」とクレイステルスは反省した。
去年は左手首の怪我のために欠場していたクレイステルスは、今季は女子トップとなる6つの優勝を既に獲得して、今大会に挑んでいる。前哨戦のUSオープン・シリーズでは女子で最高のポイントを獲得した選手として、もし今大会で優勝すると通常の倍の賞金となる220万ドル(2億4千万円強)を受け取ることができる。
第30シードの杉山 愛(日本)も好調を続け、M・バスティコバを2-6, 6-4, 6-4で下し、3回戦進出を決めている。そこで対戦するのはクレイステルス。両者は以前ダブルスのパートナーでもあり、互いのプレーをよく知っている仲で、対戦成績は5勝3敗とクレイステルスがリードしている。
第10シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)も、M・キリレンコ(ロシア)を6-1, 6-3で難なく退けた。次に対戦するのは、M・エミリア=サレルニを6-1, 6-0であっさり下したD・ハンチュコバ(スロバキア)。
その他シード勢では、N・バイディソバ(チェコ共和国)(26)が勝ち上がる中、A・イバノビッチ(セルビア・モンテネグロ)(18)、V・ドゥシェヴィナ(ロシア)(33)らは敗退している。
(2005年9月1日9時30分)