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| 王者の貫禄を見せ付けたフェデラー |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
男子トップシードのR・フェデラー(スイス)は大会2日目の火曜日1回戦を行い、I・ミナール(チェコ共和国)と対戦したが、その挑戦を全くものともせず6-1, 6-1, 6-1のわずか61分の試合でケリをつけ、2回戦進出を決めた。
フェデラーは、史上5番目となる83週間連続の世界ランキングNo.1の地位をキープしており、とくにハードコートでは今季39勝1敗(目下29連勝中)と群を抜いた強さを誇っている。
「リターンもサーブもいい感じだった。落ち着いてプレーができて、大会の幕開けとしてはいい形だと思う。」とフェデラーの言葉も揺らぎない確信に満ちている。
今大会で自己6つ目のグランドスラム・タイトルを狙うフェデラーは、それが実現すれば98年のP・ラフター以来となるUSオープン2連覇となる。今季通算で65勝3敗、去年からの通算では139勝9敗と、全くのアンタッチャブル状態。
以前は負けた相手に対し申し訳ないと思うことがよくあったとのことだが、最近は吹っ切れて、割り切って試合ができるようになったと言う。「以前は、相手は自分以上に勝っておかしくないのに、申し訳ないと思うことがあったけど、不必要に精神的な負担を自分に強いていたんだね。今はもうそんなことはないよ。」
2回戦では、J・メルツァー(オーストリア)をストレートで下したF・サントロ(フランス)と対戦する。
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| 今年はグランドスラムで全くいいところの無いヘンマン |
| 画像提供:Getty/AFLO |
フェデラーの好調さが「止められない」中、スランプに歯止めがかからないのが第12シードのT・ヘンマン(イングランド)。1回戦では40ものエラーを連発し、対戦したF・ベルダスコに4-6, 2-6, 2-6のストレート負けを喫してしまった。
去年は今大会でも準決勝に進むなど活躍を見せたヘンマンだが、今季は準々決勝に2度進んだのがベストで、メジャー大会では3回戦突破すらしていない状態。
「去年はあれだけ4大大会でいい成績を収められたのに、今年は正直言ってひどすぎる。」と本人もトンネルの出口が見つからない。
同じくイギリスの第28シードG・ルゼッドスキ(イングランド)も、初戦敗退の憂き目を見ることになった。対戦相手はこの日曜日に自己2度目の優勝を上げたばかりで、このところ急速に復調しているJ・ブレーク(アメリカ)。今大会は主催者推薦枠で出場のブレークは好調さを維持し、7-5, 7-6 (7-3), 6-3で勝ち取り、幸先のいいスタートとなった。2回戦ではI・アンドレエフ(ロシア)と対戦する。
シード勢では、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)(11)、M・アンチッチ(クロアチア)(22)、F・ロペス(スペイン)(26)らが順当に勝ちあがっている。
ナイトマッチでは、今日23歳の誕生日を迎える第4シードのA・ロディック(アメリカ)が対G・ミュラー(ルクセンブルグ)戦で登場する。2003年の覇者であるロディックは、去年は準々決勝で伏兵J・ヨハンソン(スウェーデン)に敗れている。今年は前哨戦のUSオープン・シリーズで最高ポイントを獲得した選手として、もし今大会で優勝すれば賞金が2倍の220万ドル(2億4千万円強)を得ることができる。
(2005年8月31日9時30分)