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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング・メドウズ)
まるでロックスターのように、大音響の音楽と共にA・アガシ(アメリカ)がUSオープン名物のナイトマッチに登場すると、スタジアムのファンは一斉に立ち上がり拍手を送った。この場面をみただけで、いかにアガシがここニューヨークで愛されているかが良く分かる。
試合前の記者会見では「初戦をしっかり乗り切れれば、徐々に調子を上げていく事が出来ると思うし、大会制覇のチャンスが出てくると思う。」と語っていたアガシだが、この日行われた1回戦でR・サバウを、試合時間にして69分、6-3, 6-3, 6-1のストレートで制し、優勝に向け幸先の良いスタートを切った。この日は、サービス、ストローク共に調子が良く、特にサービスでは127マイル(204キロ)を記録し11本のエースを決めるなど絶好調だった。
試合後のインタビューでは、「今日のように全てが上手く行く試合というのは珍しいんだ。」と語り、そのプレー内容に満足しているようだった。
また、USオープン20年連続出場について聞かれ次のようにコメントした。「信じられないことだよね。自分でも驚く記録だよ。僕は今日まで様々な経験をしてきたけれど、そんな中でひとつだけ確かなことは、(USオープン出場)19回目よりも20回目の方がずっと素晴らしいってことだね。最初のころは、ニューヨークのファンの気持ちを掴めず、嫌な気持ちになることもあったんだ。でも回を重ねていくにつれて、次第に彼らが何を求めているのかが分かったんだ。彼らは常に最高のものだけを求め続けているんだ。彼らは最高だよ。」