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| ここのところ好調を維持している中村藍子 |
| 画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、カリフォルニア州ロスアンゼルス)
月曜日、JPモルガン・チェース・オープン(賞金総額58万5千ドル、ティアII)1回戦が行われ、予選あがりの中村藍子(日本)が第10シードのF・ペネッタ(イタリア)を6-3, 6-4で下す金星を挙げた。しかし上位進出が期待された第11シードの浅越しのぶ(日本)は、鄭潔(中国)に6-7 (3-7), 6-3, 6-0のフルセットの末敗退した。
またこの日は、第13シードのF・スキアボーネ(イタリア)、第14シードのG・ドゥルコ(アルゼンチン)、第15シードのK・クーカロバ(チェコ共和国)、第16シードのA・チャクエタゼ(ロシア)、第17シードのM・バルトリ(フランス)がそれぞれシードを守り、順当に2回戦へ進んでいる。
第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が、今大会の結果次第で、悲願の世界ランク1位に躍り出るとあり、メディアの注目を集めている。昨年17歳でウィンブルドンのタイトルを獲得したシャラポワは、今大会で準決勝以上に進めば、1975年にコンピューター・ランキングが導入されて以降、15人目となる世界ランク1位の座を手にする。ロシア人としては初の快挙となる。
今年のウィンブルドン準決勝で敗れた後、腰の治療で暫くツアーから離れていたシャラポワは、今大会が復帰第1戦となる。試合前の会見では、「世界ランク1位になるのは小さいころからの夢だったの。いつもベストを尽くしていれば、何でも達成できると信じているわ。」と語った。また、「1週間だけの1位なんて嫌だし、それでは意味がない。1位になることは大事だけど、いったん1位になったら常に1位でいるつもり。そのために一生懸命練習しているんですもの。」と強気な発言も飛び出した。シャラポワは2回戦からの登場で同国のM・キリレンコ(ロシア)と対戦する。
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| 人気と実力を兼ね備えたロシアの妖精 |
| 画像提供:Getty/AFLO |
シャラポワが世界ランキング1位になる可能性が高まったことについて、E・デメンティエワ(ロシア)は、「もしマリアが世界ランク1位になったら、それはロシアにとってもマリアにとっても素晴らしいことだと思う。ロシアのテニス界にとっては偉業になるわ。」とのコメントを出している。「この2年間の彼女のプレーは本当に素晴らしかったし、世界ランク1位に値すると思う。」
ロシア国内では、シャラポワが10代のほとんどアメリカで過ごしていることに批判の声も出ているようだが、これについてデメンティエワは、「スポーツにそんなことは関係ないと思う。テニスは個人スポーツだし、どこの国の出身であろうと、どこで練習していていようと、そんなことは何の関係もない。」と、語っている。
一方、2年前に今大会で優勝し世界ランク1位となったK・クレイステルス(ベルギー)は、「マリアが世界ランク1位になれば、もっと多くのスポンサーがつくと思う。それは、マリアが偉大なプレーヤーになったことを証明することね。マリアはアンナ(クルニコワ)とは違う。アンナは注目を浴びてスポンサーがついただけだけど、マリアは注目だけでなく実力も兼ね備えている。彼女は素晴らしい。」と手放しで賞賛した。
今季シャラポワは何度かL・ダベンポート(アメリカ)を抜いて世界1位になるチャンスがあったが、いずれもうまく行かなかった。しかし、ダベンポートが腰の怪我で昨年のバンク・オブ・ウェスト、アキュラ・クラシック、そして今大会の3大会で稼いだポイントを失うため、今回再びチャンスがめぐってきた。
シャラポワは、世界1位になったらどんな気分かと聞かれたが、まだ実感が湧いていない様子だ。「私は今世界ランク2位で、それはそれで素晴らしいことだと思うの。まだ18歳だし、まだまだこの先長いから、(1位になることを)そんなに急ぐ必要はないと思っているわ。たとえ将来世界ランク1位になれなくてもそれはそれで構わない。既に私はここまで来れたのだから。」
今大会は有力選手が次々と不出場を表明。世界1位のダベンポートは腰の痛み、S・ウィリアムズ(アメリカ)は足首のけが、第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)は左足首のねんざ、第8シードのE・リホフツェーワ(ロシア)は腹痛でそれぞれ参加を取りやめている。 今大会の優勝賞金は9万3千ドル。