男子テニスのミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)は日本時間20日(現地19日)、シングルス決勝が行われ、第3シードのD・シャポバロフ(カナダ)が第7シードのA・コバチェビッチ(アメリカ)に6-4, 6-2のストレートで快勝し初優勝を飾るとともに、ツアー大会で4度目のタイトルを獲得した。
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26歳で世界ランク33位のシャポバロフは初出場となった今大会、初戦の2回戦で予選勝者で同405位のG・ナンダ(アメリカ)、準々決勝で同110位のT・スクールケイト(オーストラリア)、準決勝で第8シードのA・ウォルトン(オーストラリア)を下し決勝進出を果たした。
決勝は26歳で世界ランク76位のコバチェビッチとの顔合わせに。両者は近年減少している片手バックハンドを使用しており、片手バックハンドの選手同士のツアーレベルでの決勝は、S・チチパス(ギリシャ)がD・ティーム(オーストリア)を下した2019年11月のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)決勝以来、約5年8ヵ月ぶりとなった。
迎えた決勝戦、シャポバロフはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じて15本のウィナーを決めるなど終始主導権を握り、1時間15分で優勝を決めた。
シャポバロフがツアー大会でタイトルを獲得するのは、今年2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)以来約5ヵ月ぶりで、今季では2度目、通算では4度目となった。
シャポバロフは表彰式でコバチェビッチに「君(コバチェビッチ)が素晴らしい1週間を過ごしたことを祝福したい。君は本当に素晴らしい選手だと思う。君のプレーは素晴らしい。もちろん、僕たち片手バックハンドの選手は団結して戦わないといけないね。君のプレーを見るのは本当に楽しいよ」と語りかけた。
一方、準優勝となったコバチェビッチはツアー初制覇とはならなかった。
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