男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は19日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのA・ブブリク(カザフスタン)が世界ランク116位のA・カゾー(フランス)を6-1, 7-5のストレートで下し、クレーコートのツアー大会で初の決勝進出を果たし、優勝に王手をかけた。
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28歳で世界ランク34位のブブリクはこれまでクレーコートを苦手としてきており、昨季までツアーレベルでのクレーコートの成績は21勝32敗と大きく負け越していた。
しかし、今季は4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で16強入りすると、その後出場したクレーコートのチャレンジャー大会でも優勝。そして、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではベスト8進出を果たした。
クレーコートでの手応えを掴んだブブリクは芝コートシーズン終了後、すぐにハードコートシーズンには移行せず、クレーコートで行われる今大会に初出場。
すると初戦の2回戦で世界ランク101位のA・シェフチェンコ(カザフスタン)、準々決勝で第7シードのF・コメサナ(アルゼンチン)をいずれもストレートで下し準決勝に駒を進めた。
22歳のカゾーとの顔合わせとなった準決勝、ブブリクは12本のサービスエースを決めファーストサービス時に87パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し1時間13分で決勝進出を果たした。
ブブリクがツアー大会で決勝に進出するのは13度目。クレーコートでは初となる。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにブブリクのコメントを掲載している。
「驚いたことにここまでどの試合も2セットで勝ってきたけど、大会前は自信がなかったんだ。テニスはテニス。どんなコンディションでもプレーする。雨、太陽、風などに適応しなければならない。クレーコートもまさにその1つだ」
クレーコートでついに覚醒したブブリクは決勝でツアー大会6度目のタイトル獲得をかけ、世界ランク109位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは準決勝で予選勝者で同167位のI・ブセ(ペルー)を下しての勝ち上がり。
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