ズベレフ「正義は勝ちました」

ゲッティイメージズ
アレクサンダー・ズベレフ(ユナイテッド杯)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク14位のA・ズベレフ(ドイツ)は先月31日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。男子プロテニス協会ATPの調査の結果、処分なしとなったことについて言及している。

2021年10月、ズベレフに元恋人オルヤ・シャリポワ氏へ虐待をしたという疑惑が上がり、ATPはこれまで調査を続けてきた。調査の主な焦点は、2019年のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)期間中に行われた虐待の疑いに関するものとなった。

そして調査から約15カ月が経過した31日、ATPはズベレフの暴力・虐待についての調査を報告。公表された虐待の申し立てを立証する証拠が不十分であるとし、ATPによる懲戒処分が行われないことを発表した。

これに関してズべレフは「ATP調査の終了に関する公式声明」とし、次のようにコメントを残している。

「当初より、僕は無実を主張し根拠のない主張を否定してきました。僕はATPの調査を歓迎し全面的に協力してきましたし、この件に関してATPが時間を割いてくれたことに感謝しています」

「この決定は全ての関連情報を検討し、この件に関して明確な情報に基づいた判断を下した、中立的な第三者機関が行ったものです。ATPの独立した調査に加えて、僕はドイツとロシアで裁判手続きを開始し、いずれも勝訴してきました」

「この問題をようやく解決できたことに感謝しています。今は怪我を治して、この世界で一番好きなこと、つまりテニスに集中することを最優先にしようと思います。それから友人、家族、そしてファンの皆さんの変わらぬ応援に感謝の言葉を送りたいです。僕たちは長く困難なプロセスに従いましたが、正義は勝ちました」

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(2023年2月1日9時13分)
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