ジョコの強さは「とてもシンプル」

ゲッティイメージズ
(左から)ルブレフとジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフは第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 2-6, 4-6のストレートで敗れ、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。

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2021年に続く2度目の全豪オープン8強入りとなったルブレフはベスト4をかけて、元世界ランク1位で同大会10度目の制覇を狙うジョコビッチと激突。試合は第4ゲームでブレークを許したルブレフが中盤5ゲームを連取され先行される。

第2セットでも先行されたルブレフだったが、ジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームでブレークチャンスを握る。しかしこれを凌がれると、5度目のセットポイントを決められ2セットダウンと崖っぷちに。

第3セットでも第1ゲームでブレークを奪われ万事休す。挽回の機会すら握ることができないまま2時間3分で力尽きた。

四大大会ではウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を除き、全豪オープンで2度、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2度、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3度ベスト8入りを果たしている25歳のルブレフ。今大会は自身初の4強入りがかかっていたが、ジョコビッチを前に敗れることとなった。

試合後の会見でルブレフはジョコビッチについて「彼は最高の選手の1人だけど、印象に残るプレーっていうのがわからないんだ。ベストプレーヤーの1人で、本当にタフな選手。本当にね(笑)。それだけ。とてもシンプルだよ」とコメント。

また、ジョコビッチは左脚の太ももを負傷しており、今大会は1回戦時からテーピングを巻きつつメディカルタイムアウトを取得しながらも勝ち上がりを決めてきた。ルブレフはジョコビッチの足の状態について頭の中で考えながらプレーしていたか問われると「考えないようにしていた」と語った。

「正直、考えないようにしていたよ。ただ、自分に言い聞かせるようにしていた『何が起こるかわからない。精神的にあきらめないように』ってね。自分のサーブがキープできるならそれで勝とうと。それだけだ。でも最終的に彼は本当に良いプレーをしていたよ。いつもと同じように経験や教訓を生かそうと思う。少し時間が空くから、それを使って色々なところを改善していかなくてはいけないね」

勝利したジョコビッチは準決勝で世界ランク35位のT・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは同89位のB・シェルトン(アメリカ)を7-6(8-6), 6-3, 5-7, 6-4で下しての勝ち上がり。

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(2023年1月26日15時23分)
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