ナダル 熱戦落とし初戦敗退

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初戦敗退となったナダル
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男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)は世界ランク157位のB・チョリッチ(クロアチア)に6-7 (9-11),6-4,3-6のフルセットで敗れ、初戦突破とはならなかった。

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今大会は上位8シードが1回戦免除のため、この試合が7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準決勝を前に腹部の負傷で棄権して以来 約1カ月ぶりの公式戦となった36歳のナダル。W&Sオープンには2017年以来5年ぶりの出場となった。

この試合、互いにサービスゲームをキープして迎えた第10ゲーム時点で雨天により約1時間中断。再開後もブレークは生まれずタイブレークに突入した。タイブレークでは一時2-4とチョリッチにリードされたナダルだが、サービスエースを決めるなどで流れを取り戻し5-5と競った展開に。互いにセットポイントを握りながらもミスにより決め切れずにいると、最後はナダルが痛恨のダブルフォルトを犯し1時間14分で第1セットを落とす。

第2セットでも互いにブレークが生まれず中盤に差し掛かるが、第7ゲームでナダルが両者を通じ初のブレークに成功。直後の第8ゲームの1ポイント目でダブルフォルトを犯し先行されるが、強烈なフォアハンドウィナーを放ち主導権を握りキープ。その後もチョリッチに挽回を許さず、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム、セットポイントでサーブ&ボレーを繰り出しセットカウント1-1に追いついた。

ファイナルセット、ファーストサービスの入る確率が42パーセントと苦しんだナダルは第7ゲームでブレークを許すと、最後まで自身はブレークチャンスを握ることができず2時間51分で力尽きた。

2013年以来 9年ぶり2度目の優勝を狙う世界ランク3位のナダルだが、2017年以来5年ぶりの出場となった今回は初戦で姿を消すこととなった。

勝利したチョリッチは3回戦で第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは2回戦で予選から出場した世界ランク54位のM・ギロン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第9シードのC・ノリー(イギリス)、第10シードのJ・シナー(イタリア)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)らが16強へ駒を進めている。




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(2022年8月18日13時08分)
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