メド「初戦はトリッキー」

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ダニール・メドベージェフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのD・メドベージェフが世界ランク24位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-4, 7-5のストレートで下し、4年連続で16強入りを果たした。メドベージェフは試合後、「初戦はトリッキーなもので、なんとか勝ち進むことができて良かった」と語った。

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2019年に同大会を制覇しているメドベージェフは、今大会上位8シードが1回戦免除のため2回戦から登場。一方のファン・デ・ザンスフルプは1回戦で、世界ランク32位のM・クレッシー(アメリカ)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットで破っての勝ち上がり。

両者は今回が3度目の対戦で、メドベージェフの2戦2勝。この試合、メドベージェフは第1セットの第1ゲームでブレークを奪い、このリードを守って38分で先取する。

第2セットも第5ゲームで先にブレークに成功したメドベージェフだったが、直後の第6ゲームでブレークバックを許す。両者サービスキープを続けて迎えた第11ゲーム、メドベージェフはこの日3度目のブレークに成功。

第12ゲームではファン・デ・ザンスフルプにブレークポイントを握られるもこれを凌ぎ、3本目のマッチポイントで決め切って1時間34分で勝利を掴んだ。

試合後のメドベージェフのコメントが、男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「2セット目は、それほどクリーンではなかった」と語った。

「最初のセットは最高だった。すべてがうまくいっていたよ。ブレークポイントを握られたゲームが3つあったけど、最初のゲームでブレークが出来て、それで十分だった」

「第2セットは、それほど悪くない展開だった。彼は今日は特にサーブがうまくいかず、ダブルフォルトが多かったね(11本)。だから、プレッシャーをかけ続けてチャンスを生かすようにしたんだ。実際、リターンではいい仕事ができたと思うよ」

「この速いコートでは2回のブレークで十分勝てるし、サーブをもう少しうまくやるべきだったね。でも初戦はトリッキーなもので、なんとか勝ち進むことができて良かったし、次の試合ではもっとレベルを上げられると思うよ」

「トーナメントによっては、こういうこともあるんだ。なぜかセカンドサーブを入れることが出来なくて、僕も今日は何本かやってしまった(4本)。湿度の関係でボールが少し重くなった可能性もあったかもしれないね」

今大会で第2シードのR・ナダル(スペイン)が優勝し、メドベージェフが3回戦までに敗退した場合、大会終了後に更新される世界ランキングではナダルが首位となる。

1位の座がかかるメドベージェフは3回戦で、世界ランク21位のD・シャポバロフ(カナダ)と同31位のT・ポール(アメリカ)の勝者と対戦する。




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(2022年8月17日12時24分)
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