男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第17シードのG・モンフィス(フランス)は世界ランク82位のJ・ドレイパー(イギリス)と対戦したが、2-6,2-0で迎えた第2セット第3ゲームで右足首の負傷により棄権となった。モンフィスは試合後に自身のSNSを更新し、「モントリオールでタフな一日だった」とつづった。
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右足の踵骨棘により今年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以降ツアーを離脱していたモンフィス。今大会は約3カ月ぶりの復帰戦で、1回戦で世界ランク53位のP・マルティネス(スペイン)、2回戦で同31位のM・クレッシー(アメリカ)を下し16強へ駒を進めていた。
3回戦では2回戦で第3シードのS・チチパス(ギリシャ)を破ったドレイパーと激突。第1セットを落としたモンフィスだったが、第2セットでは先にブレークを奪い、積極的なプレーを披露していた矢先に悲劇は起きた。
モンフィスがフォアハンドを放ち、右足をコートに着いたとき苦悶の表情を浮かべ、数歩歩いた時点でコートにうずくまった。その後は自力でベンチに戻りメディカルと言葉を交わし、一度はプレー再開のためポジションに着いたが、コーチと相談しサービスを打つことなく棄権を申請した。
ツイッターでモンフィスは「皆さんこんにちは。今夜はモントリオールでタフな一日だった。1回目の検査結果はあまり良くなかった。医師と相談するために、ヨーロッパに戻ることにした。できるだけ早く、皆さんに報告する。応援メッセージありがとう」とつづった。
勝利したドレイパーは「ATPマスターズ1000」の舞台で初の8強入り。準々決勝では世界ランク23位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)対戦する。カレノ=ブスタは3回戦で第7シードのJ・シナー(イタリア)を6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)や第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、世界ランク34位のT・ポール(アメリカ)、同37位のN・キリオス(オーストラリア)、同39位のD・エヴァンス(イギリス)らが8強へ駒を進めている。
Salut les amis, soirée difficile ce soir à Montréal. Les premiers examens n’étant pas bons, j’ai pris la décision de rentrer en Europe pour consulter mon équipe médicale. Je vous tiendrai informé dès que possible. Merci encore pour vos messages de soutien et à très vite 🙏🏾 pic.twitter.com/IQAN9ahZNR
— Gael Monfils (@Gael_Monfils) August 12, 2022
>>モンフィスの公式ツイッター<<
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