アルカラス 激闘の末に初戦敗退

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カルロス・アルカラス
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男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)は世界ランク34位のT・ポール(アメリカ)に7-6 (7-4), 6-7 (7-9), 3-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。

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19歳のアルカラスは先月のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)、クロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)と2大会連続で準優勝を飾っていた。

この試合の第1セット、大会初出場となったアルカラスは第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを許し、タイブレークへもつれ込むも2度のミニブレークを奪って先行する。

続く第2セット、アルカラスは第2ゲームでブレークに成功しゲームカウント4-2とリードする。しかし、第7ゲームから3ゲームを連取され、第10ゲームでポールにサービング・フォー・ザ・セットを握られる。ここでブレークに成功したアルカラスだったが、再びタイブレークにもつれ込むと2度目のセットポイントをものにされ、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第4ゲームでブレークを許したアルカラス。第8ゲームではポールのマッチポイントとなるブレークポイントを4度凌ぐもサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームではブレークバックのチャンスを活かせず、3時間20分の激闘の末に力尽きた。

勝利したポールは3回戦で第13シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは2回戦で世界ランク28位のK・ハチャノフ6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第7シードのJ・シナー(イタリア)、第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らが16強に駒を進めている。




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(2022年8月11日6時35分)
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