連勝記録が37でストップ

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イガ・シフィオンテク
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は世界ランク37位のA・コルネ(フランス)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、2年連続2度目のベスト16進出とはならなかった。

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6月5日に閉幕した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2年ぶり2度目のタイトルを獲得し、6大会連続の優勝を成し遂げたシフィオンテク。ウィンブルドンには過去2度出場(2019年・2021年)し、最高成績は16強入り。今大会では1回戦で世界ランク252位のJ・フェット(クロアチア)、2回戦で同138位のL・ カークホーブ(オランダ)を下して3回戦進出を決めていた。

この試合、33度のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったシフィオンテク。リターンゲームではコルネに5度のブレークを許し、1時間33分で力尽きた。

また、この敗戦により連勝記録が37でストップ。歴代の連勝記録トップ10入りとはならなかったものの、2000年以降ではV・ウィリアムズ(アメリカ)の記録を抜いて歴代単独1位となっている。

試合後の会見でシフィオンテクは「いいテニスができなかったというのは分かる。自分の戦術にかなり戸惑っていた。彼女(コルネ)は堅実なプレーヤーだったわ。確かに、私にとっては良いパフォーマンスではなかった。でも、次の経験を楽しみにしている」と語った。

「正直なところ、いつもは自分に厳しい。試合の前にどう感じていたか、練習中にどう感じていたかはわかっている。こういうことが起こりうるということは、なんとなく分かっていた。正しい姿勢ではないかもしれないけれど、そういうもの。グラスコートで、もっといい感じにプレーできるように色々と試してみたけど、あまり上手くいかなかった」

勝利したコルネは4回戦で世界ランク44位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)と対戦する。トムヤノヴィッツは3回戦で第13シードのB・クレチコバ(チェコ)を2-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのP・バドサ(スペイン)、第16シードのS・ハレプ(ルーマニア)、第17シードのE・リバキナ、第20シードのA・アニシモワ(アメリカ)、世界ランク80位のP・マルティッチ(クロアチア)、同115位のH・タン(フランス)が16強に駒を進めている。

【2000年以降の連勝記録】
1.シフィオンテク 37連勝(2022年)
2.V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
3.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
4.J・エナン(ベルギー) 32連勝(2008年)
5.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
6.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
7.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
8.エナン 24連勝(2005年)
8.V・ウィリアムズ 24連勝(2002年)
10.大坂なおみ 23連勝(2021年)

【歴代の連勝記録トップ10】

1.M・ナブラチロワ(アメリカ) 74連勝(1984年)
2.S・グラフ(ドイツ) 66連勝(1989-1990年)
3.ナブラチロワ 58連勝(1987年)
4.M・コート(オーストラリア) 57連勝(1972年)
5.C・エバート(アメリカ) 55連勝(1974年)
6.ナブラチロワ 54連勝(1983-1984年)
7.グラフ 46連勝(1988年)
8.グラフ 45連勝(1987年)
10.エバート 41連勝(1975年/1976年)
10.ナブラチロワ 41連勝(1982年)



シフィオンテク 37連勝(2022年)

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(2022年7月3日9時00分)
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