ジョコ「尊敬の念しかない」

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ノヴァーク・ジョコビッチ
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク81位のクォン・スンウ(韓国)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で破り、17大会連続で2回戦進出を決めた。試合後、同大会で過去3度決勝を戦ったR・フェデラー(スイス)について「尊敬の念しかない」と語った。

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ジョコビッチはこの試合、好調のクォンに第2セットを奪われ苦戦を強いられるも、要所でブレークポイントを凌いで2時間27分で勝利した。

現在ウィンブルドンを3連覇中のジョコビッチは、これまで16度出場して計6度優勝。この勝利によって同大会での通算成績を80勝10敗とし、男女を通じて史上初めてグランドスラムの4大会全てでマッチ80勝を達成した。

ジョコビッチは試合後の会見で、過去3度ウィンブルドンの決勝で対戦したフェデラーについてコメントを求められると、フェデラーとグラスコート(芝)で対戦することは「究極の挑戦」と語った。

「ラファ(ナダル)と同様、彼らには尊敬の念しかないよ。もちろん、この2人は僕のテニスプレーヤーとしての成長に大きな影響を与えた。おそらく、他のどのプレーヤーよりも」

「ウィンブルドンで最も象徴的な試合は、間違いなくロジャーとの対戦だ。印象的なのは2019年の決勝、そして2014年、2015年のもう2回の決勝。幸運なことに、これらの試合はすべて僕が勝てた。2015年以外は全部5セットだったと思う」

「ロジャー(フェデラー)とコートに立つたびに、(ナダルと同様に)普通の試合ではないと感じるんだ。その試合には期待感、ライバル心など、すべてに重みがある。ロジャーと対戦していたのは、トーナメントの準決勝か決勝がほとんどだ。だからトロフィーをかけて戦うことで、その対戦にはさらなる期待と意義が加わるんだ」

「もちろん、ロジャーと芝で、ラファとクレーでプレーすることは、このスポーツにおける究極の挑戦だ。この2人は、これらのサーフェスで非常に素晴らしいキャリアを積んできたんだ」

勝利したジョコビッチは2回戦で世界ランク79位のT・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。

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(2022年6月28日6時26分)
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