錦織 プロへの意識「12歳から」

tennis365.net
錦織
画像提供:tennis365.net

男子テニスで世界ランク47位の錦織圭は4日、グローバルアンバサダーを務めるユニクロの「UNIQLO LifeWear Day 2021 -テニスとサステナビリティ- with 錦織 圭」に登壇し、ジュニア選手らとラリー戦をするなどアドバイスを行い交流した。トークイベントではユニクロアドバイザーの坂本正秀氏と対談し「努力」について小学生らに語った。

>>デビスカップの組み合わせ<<

>>YouTube 最新ラケット試打&忖度なし本音レビュー、ダンロップ最新「SXシリーズ」<<

このイベントは第1部「PLAY テニスプログラム『テニピン』に錦織選手と挑戦」、第2部「THINK サステナビリティについて考えよう」、第3部「CHALLENGE 錦織選手が選抜ジュニアを本格指導」の全3部で構成され、約4時間のイベントとなった。

小さなコートで手全体にラケットをはめスポンジボールを使用する「テニピン」を抽選で選ばれた約30名の小学生らと体験した錦織は、第2部でサステナビリティについて小学生たちとともに授業を受けた。

その後は錦織が「先生」となり坂本氏とトーク。自身が13歳でアメリカに渡ったことや挫折、努力、感謝と3つのテーマで小学生らに向け話した。

まず、錦織は坂本氏から「努力」をテーマに話しを振られると「僕のしてる努力が自分に足りてるかと言われると、そこの判断は『神のみぞ知る』みたいなところですが、努力という言葉は自分も大好きです。例えば、スポーツ選手のトップになる、お金持ちになる、社長になるとかいろいろあるけど、そのトップになるにはやっぱり努力が必要です。それはどの職業も。その分犠牲も必要だけど、100パーセントそこに注ぎ込むことはどの仕事でもいずれは必要になってくると思います。そこは意識しました。自分でトレーニングと練習を欠かさず毎日全力で取り組み、試合も全力を出して戦う。そのシンプルなことだけど、毎日注ぎ込むことは意識しながら毎日やってます」と語った。

続けて13歳のときに渡米しフロリダのIMGアカデミーで練習を行っていたことについては「『トッププレーヤーになりたい』というのはどこかにあって、12歳のときにテニスで大きな大会で優勝して、そこから自分の考えとして『プロになる』ことが大きく1つ目標になりました。で、そこで1番上に行くためには、保証はないけど毎日努力しないとそこには確実にいけないので、遠くはまだ見なくてもいいけど毎日のステップを欠かさずやりきることを意識してました」と明かした。

「僕の場合は目標があったので、そこにたどり着くまで努力する。というのがずっとありました。だから子どものころは夢があった方がいいと言いますけど、別に無理に探す必要はないです。それでも、自分の好きなことが成長するとどんどん面白くなります。自分の好きなことでも、少し嫌なことがあったりとかそれぞれくると思いますが、それを乗り越えればまた楽しくなるよってことを伝えたいですね」

WOWOWテニスフェスティバル2021
12/12(日)午後4:00
日本の誇る国枝 慎吾・上地 結衣らがトークやエキシビションマッチなどを行なうスペシャルイベントを生中継!

WOWOWで無料放送&WOWOWオンデマンドで配信!

■放送&配信スケジュールはこちら>




■関連ニュース

・錦織「またコイツに負けた」
・錦織、腰痛で今季終了を発表
・大坂 なおみ 日本人初の受賞

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2021年12月4日19時03分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)